ゆで卵の賞味期限はいつまで?より美味しく安全に食べるための保存方法を解説

ゆで卵の賞味期限はいつまで?より美味しく安全に食べるための保存方法を解説

ゆで卵」は手軽に栄養価が高い卵を食べることができ、ご家庭でもお弁当や食卓に並べている方も多いと思います。しかし、ゆで卵を作った後、どのくらいの期間食べられるのか、また賞味期限があるのか気になる方もいるでしょう。

今回は、今回は数十年卵と向き合い続けた大熊養鶏場が、ゆで卵の賞味期限について解説します。ご家庭で作ったゆで卵は、保存方法にもよりますが「3〜4日」が目安とされています。当記事では、みなさんにより安心してお召し上がりいただくための保存方法もご紹介しています。ぜひ最後までご覧ください。

ご家庭で作ったゆで卵の賞味期限は「3〜4日」が目安です

ゆでる条件や保存方法によって異なりますが、固くゆでた卵を殻付きでご家庭の冷蔵庫で保存する場合は、「3〜4日以内」が目安です。半熟卵は殻付きで「2〜3日以内」に食べましょう。

殻を剥いてしまった卵は、割った瞬間から劣化が始まってしまうので、その日のうちに食べてしまいましょう。ヒビが入ってしまったゆで卵も同様です。

参考:日本卵業協会

日付が分からなくても大丈夫!「腐っているゆで卵」の見分け方

殻付きのゆで卵は、「3〜4日まで」が目安ですが、明らかに腐っている場合や違和感を感じた場合は食べるのを控えましょう。ここでは、腐っているゆで卵の特徴やゆで卵の見分け方を解説します。

腐っているゆで卵の特徴
  • 臭い…強烈な硫黄臭、アンモニアにような刺激臭
  • 見た目…糸を引くようになる、白身に粘り気がある、黄身に湿り気を感じる
  • …不快な酸味、舌を刺すような刺激、粘り気

臭い

最も分かりやすいのが「臭い」で見分ける方法です。腐ってしまったゆで卵は、「鼻を刺激するような特有な臭い」を放ちます。強烈な硫黄臭やアンモニアのような臭いを感じた場合、雑菌が繁殖して腐っている可能性が非常に高いので、食べずに廃棄しましょう。

見た目

白身が「糸を引いている」「粘り気がある」「ぬるぬる感がある」などの見た目のゆで卵は腐っている可能性が高いです。保存していたゆで卵の殻に「ヒビ」が入っている場合も、欠けた部分から雑菌が繁殖して腐る可能性が高いのでより注意して判断しましょう。

また、ゆで卵を半分に割ると、黄身とその周りが緑色・黒っぽく変色していることがあります。これは「腐っているわけではない」ので、食べても問題ありません。この変色は、卵白に含まれる硫黄と卵黄の鉄分が加熱によって化学反応を起こすことで生じる変化です。色が気になる場合、ゆで時間を13分未満を目安にしてゆでてみてください。

腐っているゆで卵を口にしてしまうと、「不快な酸味」「舌を刺すような刺激」「粘り気」を感じるようになります。万が一食べてしまった場合は胸焼けや胃もたれを感じる場合がありますので、1日ほど様子を見て、体調に異変がないか注意深く観察してください。異変を感じた場合は、速やかに医療機関で診断してもらいましょう。

ゆで卵をより美味しく安全に食べるための保存方法

ゆで卵をより美味しく安全に食べるための保存方法

ゆで卵をより美味しく安全に食べるには、正しい保存方法があります。

保存方法①:冷蔵庫で保存

ゆで卵の常温保存は、ゆで卵が非常に傷みやすいため、保存方法として適していないので、基本的には「冷蔵庫内」で保存しましょう。

食中毒の原因となる「サルモネラ菌」などの菌は、10℃で増殖が遅くなり、-15℃で増殖が停止します。しかし、細菌が死滅するわけではないので、できるだけ早めに使い切るようにしましょう。

保存方法②:殻をむかずに保存

殻をむいて保存した方が調理の際、時間を短縮できますが、殻をむいた瞬間から菌が付着し、繁殖してしまうので、ゆで卵を作ったら「殻はむかずに」保存してください。

また、ヒビが入ってしまった場合も同様に、雑菌が繁殖しやすくなってしまうので、振動や衝撃の多い冷蔵庫のドアポケットではなく、「冷蔵庫の奥の方」で保存しましょう。

保存方法③:冷凍保存する

ゆで卵を「フィリング」にして冷凍すれば、風味を損なわずに安全に1ヶ月ほど日持ちさせることが可能です。冷凍で保存しておけば、忙しい朝にも活躍する時短料理にもなります。ゆで卵を作りすぎて余らせてしまった際には、ぜひ試してみてください。

材料
  • ゆで卵
  • マヨネーズ
  • 塩コショウ
冷凍フィリングの作り方
  1. ゆで卵を固ゆでにする(13分茹でる)
  2. ゆで卵の殻を剥く
  3. ゆで卵をみじん切りにする(フォークを使って細かくしてもOK)
  4. ボウルにゆで卵のみじん切りとマヨネーズ、塩コショウを適宜加えて混ぜる
  5. ラップを使い小分けにして冷凍保存する

「かっぱの健卵」はそもそも賞味期限が長い卵!

ゆで卵をより美味しく安全に保存したり、味わうには「そもそも新鮮な卵を使う」ということも重要なポイントです。そこでご紹介したいのが、北海道上川郡比布町で生産している「かっぱの健卵」です。

一般的に購入する卵の賞味期限は、だいたい1週間から10日くらいが多いですが、かっぱの健卵は美味しさも鮮度も保ちながら食べられる卵です。

かっぱの健卵の賞味期限
  • 発送日から21日目…生のまま御賞味いただけます。
  • 21日目から1ヶ月…加熱してお召し上がりください。
「かっぱの健卵」はそもそも賞味期限が長い卵!

どうしてこんなに賞味期限が長く設定されているのかというと「新鮮」だからです。常においしい水がたっぷり飲める環境を与え、完璧な温度・湿度管理が行なわれています。フン回収ベルトも完備されているので衛生環境も申し分ありません。

また、鶏のエサとなる飼料にもこだわり、化学物質や毒素になる原料を徹底的に排除して鶏の健康向上に取り組んでいます。かっぱの健卵を知ったなら、この機会に試食してみてはいかがでしょうか?

当養鶏場では、オンラインショップでも販売していますので、道外にお住まいの方もぜひチェックしてみてください。

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