温泉卵の作り方|鍋・レンジ・炊飯器で簡単とろとろに仕上げるコツ

温泉卵をご家庭で手軽に作りたいと思っていませんか。
温度管理が難しく、失敗しやすいと感じている方も多いことでしょう。
この記事では、鍋や電子レンジ、炊飯器を使った温泉卵の作り方・とろとろに仕上げるコツを解説します。
最適な温度や茹で時間の目安、さらにおいしく食べるための卵選びのポイントも紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
【鍋で作る】温泉卵の作り方

ご自宅にある鍋を使って、失敗せずに温泉卵を作る手順を解説します。最もオーソドックスで温度管理がしやすいのが特徴です。
手順:
- 鍋に1リットルの水を入れて沸騰させる。
- 火を止めて200mlの水を加え、お湯の温度を下げる。
- 卵をお玉に乗せて静かに入れ、蓋をして12〜15分放置する。
- 時間が経ったらすぐに卵を取り出し、氷水に入れて冷やす。
①鍋に水を入れて沸騰させる
まずは、鍋にたっぷりの水を入れてしっかりと沸騰させます。お湯の量が少ないと温度が下がりやすくなり、卵に熱が均一に伝わらなくなってしまうからです。
目安として1リットル程度の水を沸かすと、温度変化を緩やかに保つことができます。卵が完全に隠れる十分な量のお湯を、あらかじめ用意するようにしてください。
②火を止めて水と卵を入れる
お湯が沸騰したら必ず火を止め、少量の水を加えて温度を調節しましょう。煮立った熱湯に直接卵を入れると、白身がすぐに固まって温泉卵特有の食感になりません。
火を止めた後に200ml程度の水を加えることで、適温である65〜70℃前後のお湯に近づけることができます。お玉などを使って、卵を割らないようにそっと鍋へ沈めていくのがポイントです。
③蓋をして規定の時間放置する
卵を入れた後は鍋に蓋をして、一定の温度を保ったまま放置します。蓋をすることで鍋の中の熱が逃げにくくなり、じんわりと黄身まで火を通すことができるからです。
一般的な厚手の鍋を使用する場合、12分から15分ほど待つと、白身はとろとろで黄身がねっとりとした状態に仕上がります。鍋の材質によって保温力が異なるため、好みの固さに合わせて時間を微調整してみてください。
④氷水で急冷する
指定の時間が経過したら、すぐに卵を鍋から取り出して氷水で急冷する工程が欠かせません。そのまま温かい状態にしておくと、余熱で卵に火が入り続けて固くなってしまいます。
氷水に入れて完全に冷やすことで、絶妙なとろとろ加減をキープしたまま仕上げることができます。
温泉卵の茹で時間の目安

温泉卵を作るとき、どのくらいの時間お湯につけておくべきか迷うことはないでしょうか。お湯の温度や卵の個数によって、仕上がりの時間は大きく変化します。
卵の凝固温度を理解する
温泉卵を失敗せずに作るためには、卵の白身と黄身が固まる温度の違いを知っておくことが大切です。
卵の白身は約60℃から固まり始めて約80℃で完全に固まる一方、黄身は約65℃で固まり始めて約70℃で完全に固まるという性質を持っています。
この温度差を利用し、65〜70℃の温度帯を一定時間キープすることで、黄身は半熟状になり、白身はとろりとした温泉卵が完成する仕組みです。
卵の個数と温度調整の関係
一度に茹でる卵の個数が増えると、お湯の温度が急激に下がりやすくなる点に注意が必要です。冷たい卵が大量に入ることで、お湯全体の温度が温泉卵作りに適した65℃を下回ってしまうからです。
3〜4個の卵を同時に作る場合は、お湯の量を多めにするか、放置時間を通常より1〜2分ほど長くする必要があります。常に卵の周囲が適切な温度に保たれるよう、状況に応じて時間を調整しましょう。
鍋の厚さによる時間の微調整
使用する鍋の厚さによっても保温力が変わるため、放置時間を変えることが推奨されます。厚手の鍋は温度が下がりにくいですが、薄手の鍋は熱が逃げやすいためです。
土鍋や鋳物などの厚手の鍋であれば、12分程度が目安になります。アルミなどの薄手の鍋を使用する際は、2分ほど長めに放置すると上手く仕上がります。
【電子レンジで作る】温泉卵の作り方|1個だけ作りたいときに便利!

食事の付け合わせとして、1個だけすぐに温泉卵を用意したいと思うことはないでしょうか。電子レンジを活用すれば、お湯を沸かす手間を省いて短時間で作ることができます。
手順:
- 深めの耐熱容器に卵を1個割り入れる。
- 破裂を防ぐため、つまようじで黄身に穴を開ける。
- 卵が完全にかぶるまで水を注ぎ入れる。
- 500Wの電子レンジで40秒加熱し、お湯を捨てる。
マグカップや耐熱容器に卵を入れる
電子レンジで調理する際は、深さのあるマグカップや耐熱容器を使用することが基本です。浅いお皿を使うと、加熱中に水が吹きこぼれてしまう危険性があります。
まずは容器に卵を1つ静かに割り入れ、形が崩れないように準備を行ってください。
黄身に穴をあけて水を加える

電子レンジで加熱する前に、必ずつまようじや竹串を使って黄身に1〜2箇所ほど穴を開けておく必要があります。卵の内部にある水分が急激に沸騰し、破裂する「爆発」を防ぐためです。
穴を開けたら、割り入れた卵が完全に水没するまでたっぷりの水を注ぎ入れます。水が少ないと電子レンジのマイクロ波が直接卵に当たりすぎてしまい、部分的に固くなりすぎてしまいます。
大さじ3〜4杯以上の水を加え、卵全体が水で覆われている状態を作ります。
電子レンジで加熱する
その後はラップをかけずに500Wの電子レンジで40秒〜50秒ほど加熱し、白身が白っぽく変化するまで様子を見守りましょう。
加熱後は、容器に残ったお湯を捨てれば完成です。
電子レンジ調理で失敗しないための注意点
電子レンジの機種によって加熱具合が異なるため、一気に長時間温めないことが失敗を防ぐコツです。加熱しすぎると黄身まで完全に火が通ってしまい、ゆで卵になってしまいます。
最初は短めの時間で設定し、まだ生っぽい場合は10秒ずつ追加で加熱します。様子を見ながら、好みの固さに調整するようにしてください。
【炊飯器で作る】温泉卵の作り方

炊飯器の保温機能を利用すれば、火加減を気にせず、放置するだけで簡単に温泉卵を作ることができます。
手順:
- 炊飯器の内釜に卵と熱湯を入れる。
- 保温モードで一定時間放置する。
炊飯器に卵と熱湯を入れる
まずは、炊飯器の内釜に卵を並べ、上からたっぷりの熱湯を注ぎ入れる工程から始まります。炊飯器の密閉性と保温力を活かすことで、温度を一定に保てるからです。
卵が完全に隠れる程度の熱湯を用意し、割れないように静かに釜の中へ注いでください。
保温モードで一定時間放置する
熱湯を注いだら、炊飯器のフタを閉めて「保温モード」のまま放置するだけで調理が進みます。炊飯モードで加熱してしまうと、お湯が沸騰して固ゆで卵になってしまうため、必ず保温機能を使うことがポイントです。
約15分から20分ほど保温したまま待つことで、じっくりと熱が通り、理想的な温泉卵に仕上がります。
炊飯器で温泉卵を作るときの注意点
炊飯器のメーカーや機種によって保温時の温度設定が異なるため、初めて作る際は出来上がりを確認しながら時間を調整することが大切です。
保温温度が高めに設定されている場合、指定の時間よりも早く固まってしまう可能性があります。
ご自宅の炊飯器の特性を把握するまでは、10分程度経過した時点で一度卵を割って固さのチェックを行うことをおすすめします。
もう失敗しない!温泉卵をおいしく作るコツ3つ

何度か温泉卵作りに挑戦したものの、うまく固まらなかった経験はお持ちでしょうか。ちょっとしたコツを押さえるだけで、失敗する確率を大きく下げることができます。
卵を急に熱湯へ入れない
鍋で調理する場合、グラグラと沸騰した熱湯にそのまま卵を投入するのは避けるべきです。高温のお湯に触れた瞬間、外側の白身だけが急激に固まり、温泉卵特有の滑らかな食感が損なわれてしまいます。
必ず火を止め、少し水を差して温度を65〜70℃に下げてから卵を入れるように心がけてください。
お湯の量は卵がしっかりかぶるまで入れる
お湯の量が少ないと、卵の上部が水面から出てしまい、火の通りにムラができてしまう原因に繋がります。お湯に浸かっていない部分は熱が伝わりにくく、生の状態のまま残ってしまうためです。
どのような調理器具を使う場合でも、卵全体がすっぽりとお湯の中に沈むだけの十分な水量を確保することが重要です。
冷蔵庫から出したての冷たい卵を使う
鍋で温泉卵を作る際は冷蔵庫から出したばかりの冷たい卵を使う方が失敗しにくくなります。常温に戻した卵を使うと、お湯に入れた瞬間に想定以上に早く火が通ってしまい、固くなりすぎる傾向があるからです。
冷たい卵を使用することを前提に放置時間を計算した方が、仕上がりが安定しやすくなります。
温泉卵と半熟卵の違い

温泉卵と半熟卵はどちらも卵を加熱した料理ですが、その明確な違いをご存じでしょうか。この2つは、白身と黄身の固まり方や食感に大きな違いが存在します。
白身と黄身の固まり方の違い
温泉卵と半熟卵の最も大きな違いは、黄身と白身のどちらが硬く仕上がっているかという点にあります。これは、お湯の温度と加熱時間のアプローチが全く異なるためです。
温泉卵は白身がとろとろの半熟状態で、黄身の方がやや硬くねっとりと固まっています。一方の半熟卵は白身がしっかりと完全に固まっており、黄身の中心部分がとろりとした生に近い状態です。
食感の違い
温泉卵は全体的に非常に柔らかく、半熟卵は白身に弾力が残っています。
固まり方が異なるため、口に入れたときの食感や料理への合わせ方にも違いが生まれてきます。それぞれの特徴を理解することで、料理をより一層楽しむことができるでしょう。
温泉卵をおいしく食べるには卵選びも大切

温泉卵の作り方をマスターした後は、素材である卵そのものにもこだわってみてはいかがでしょうか。シンプルな料理だからこそ、卵の品質がダイレクトに味わいに影響を与えます。
生に近い食べ方では卵の鮮度が味に出やすい
温泉卵は白身も黄身も完全に火を通さないため、卵の鮮度や風味がそのまま味の決め手となります。古い卵を使用すると、白身が水っぽく広がってしまい、黄身の濃厚さも失われてしまうからです。
美味しい温泉卵を作るためには、採れたてでハリのある新鮮な卵を選ぶことが何よりも大切になります。
温泉卵には生食に適した卵が向いている
加熱時間が短く、半生に近い状態で味わう温泉卵には、生で食べても安全で美味しい卵を選ぶことが推奨されます。
鶏の飼料や環境にこだわった卵を使用することで、生臭さが少なく、コクのある味わいを楽しむことができるからです。
スーパーで卵を購入する際は、賞味期限だけでなく、生産者のこだわりが記載されているパッケージにも注目してみてください。
鮮度抜群のこだわり卵「かっぱの健卵」でコクのある温泉卵を楽しもう
極上の温泉卵をご家庭で味わいたいとお考えでしたら、大熊養鶏場が丹精込めて育てた「かっぱの健卵」をぜひお試しください。
「かっぱの健卵」は鶏の健康を第一に考え、自然由来の餌を与えて育てられた特別な卵です。そのため卵特有の生臭さが全くなく、黄身の濃厚なコクと自然な甘みが際立っているのが大きな特徴と言えます。
この新鮮で旨味が凝縮された卵を使って温泉卵を作れば、とろけるような口当たりとともに、豊かな風味をご堪能いただけます。毎日の食卓をワンランク引き上げる最高の一品を、ぜひご自身で体感してみてください。
かっぱの健卵の3つのこだわりまとめ
今回はご自宅で手軽に作れる温泉卵の調理方法について解説しました。
温泉卵は作り方ごとのポイントを知れば、決して難しい料理ではありません。
鍋の温度管理を徹底したり、電子レンジや炊飯器の機能を上手く活用したりすることで、いつでも理想のとろとろ加減を再現することができます。
この記事でご紹介したコツや時間の目安を参考にして、ぜひご家庭で美味しい温泉卵作りに挑戦してみてください。









