鶏の卵は平飼い・放し飼い・ケージ飼いで何が違う?メリットデメリットを徹底解説!
鶏の飼育方法は養鶏場によってさまざま。大きく分けて平飼い・放し飼い・ケージ飼いがありますが、実際どれがいいのでしょう?
ここでは、3つの鶏の飼育方法の特徴やそれぞれのメリット、デメリットについて紹介します。
この記事を読めば、飼育方法にはそれぞれの良さがあることがわかり、何が良質な卵に影響するかなども理解できると思います。
高級卵や良質な卵について興味のある方はぜひ参考にしてみてください。
平飼い・放し飼い・ケージ飼いはそれぞれに良さがある
鶏の飼育方法には大きく分けて、平飼い・放し飼い・ケージ飼いの3パターンがあります。
●「平飼い」とは鶏を鶏舎の中で地面の上に放す飼育方法。鶏たちは鶏舎の中で自由に動き回ることができ、砂浴びしたり、止まり木で羽を休めたりして過ごせます。
●「放し飼い」は、鶏が屋外と鶏小屋を鶏が自由に行き来できる環境が整っているため、鶏たちにとっては最もストレスが少ない飼育方法といえます。日本で導入している養鶏場は少ないです。
●「ケージ飼い」は金網の中だけで飼育する方法。平飼いや放し飼いのように鶏たちは自由に歩き回ることができません。日本の鶏たちの約90%以上がこの方法で飼育されています。
この3つの飼育方法を見ると、鶏にストレスの高いケージ飼いが一番よくないように感じる方もいるかもしれません。
ですが、これら3つの飼育方法には、それぞれに良さがあるので卵の品質に大きな影響はないことがわかっています。
良質な卵は、飼育方法よりも鶏たちのエサにも影響されるので、養鶏場が飼料にどれだけこだわっているかも大きなポイントとなります。
それぞれの飼育方法についてメリット・デメリットを見ていきましょう。
平飼いのメリット・デメリット
自然界に近い状態で管理する平飼いについて、メリットとデメリットをまとめました。
平飼いのメリット
- 鶏たちが思うように動き回れこと
- 鶏ならではの本能に近い行動がとれる
- 鶏の習性に近い生活を送れる
平飼いのデメリット
- 土中の害虫を食べてしまう可能性がある
- 鶏がフンの上を歩いてしまうなど衛生管理が行き届かない
- 鶏の病気やケガに気づけない可能性がある
- 餌の取り合いで餌が食べれないことがある
- 平飼いもネズミなどからウィルスが広がることがある
- 生産数が減るので卵1個当たりの値段が高くなる
放し飼いのメリット・デメリット
自然に近い放し飼いについて、メリットとデメリットをまとめました。
放し飼いのメリット
- ストレスが少ないので鶏たちに活気がある
- 鶏が本能のまま過ごせるので健康的
- フンの処理の必要がない
放し飼いのデメリット
- 鶏が野生動物に襲われる危険性がある
- 野生動物やフンの接触によって病原菌を保菌してしまう可能性がある
- エサの管理ができないので害虫を食べてしまう可能性がある
- 餌の取り合いで餌が食べれないことがある
- 放し飼いは野鳥の糞などからウイルスが入ってくる可能性がある
ケージ飼いのメリット・デメリット
エサの管理やフン処理など、鶏を管理する上では一番安全な飼育方法ともいえる、ケージ飼いのメリットとデメリットをまとめました。
ケージ飼いのメリット
- フンベルトで鶏の足元がいつも衛生的
- 個体の識別が可能なため個体管理が可能、病気などに早期に気付ける
- エサが平等なため鶏同士がケンカがすることがない
- 衛生的に一番良い環境
ケージ飼いのデメリット
- ケージがケガの元になる場合がある(ゲージに頭を突っ込んで怪我するかもしれない)
- 鶏によっては自由に歩き回れない鶏にストレスがかかる可能性がある
- 消費者に罪悪感が生まれてしまう可能性がある
大熊養鶏場が「ケージ飼い」を選ぶ理由
大熊養鶏場のニワトリは高床式のケージ飼いです。
お客様に「品質がしっかりと担保された卵を届けたい」その想いで私たちはゲージ飼いを選んでいます。
最近では、健康思考が高まり「平飼い卵がいい」という情報もあります。
品質のいい卵をお届けするには鶏達の「衛生管理」がされていることが重要。
さらに、どの飼い方をしていても「エサのこだわり」が品質に影響されます。
鶏がフンの上を歩いたり、土の中の害虫を食べてしまう平飼いや放し飼いでは、いくらエサにこだわっていても意味がないのです。エサに害虫を混ぜているようなもの。
さらに、卵にこだわる方なら、「ケージ飼いは鶏にストレスがかかるからよくない」という情報もお持ちでしょう。
ストレスに関しては、鶏自体に聞いたことがないので、歩き回れることが一番ストレスがない状態とも言い切れません。
ストレスがあるから卵の品質に影響があるデータも正直ありません。
ケージ飼いにすることで、皆様が気にする「品質のいい卵を手頃な値段で」販売できるのです。
大熊養鶏場の飼育環境は、常においしい水がたっぷり飲める環境を与え、完璧な温度・湿度管理が行なわれています。
フン回収ベルトも完備されているので衛生環境も申し分ありません。
また、鶏のエサとなる飼料にもこだわり、化学物質や毒素になる原料を徹底的に排除して鶏の健康向上に取り組んでいます。
衛生管理・エサの品質にこだわり作られた大熊養鶏場の卵はかっぱの健卵
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