生卵を食べたら腹痛に!?お腹を壊す原因と対処法、卵による食中毒の予防方法

生卵を食べたら腹痛に!?お腹を壊す原因と対処法、卵による食中毒の予防方法

生卵を食べるとお腹が痛くなるという悩みはありませんか?

栄養価が高く、完全栄養食とも言われる卵ですが、実は腹痛を起こしやすい食材だとも言われています。

さらに生の状態の卵は、鮮度や扱い方によっては食中毒のリスクもあるため、注意が必要です。

日本では、卵の品質管理が厳しく、生でも安心して食べられることで有名ですが、それでも賞味期限や保存状態、食べ方などには気をつけなければなりません。

今回は、数十年卵と向き合い続けた大熊養鶏場が、生卵と腹痛について詳しく解説します。

生卵を食べるとお腹を壊す原因

栄養価の高い生卵ですが、食べると腹痛になってしまうという場合は、主に3つの原因が考えられます。順番に確認しましょう。

サルモネラ菌による食中毒

親の鶏がサルモネラ菌を体内に持っていると、鶏の糞に菌が混じります。産み落とされた卵に糞がつくと、卵の殻に菌が付着してしまうのです。

このサルモネラ菌が原因で食中毒を起こすことがあります。

日本の卵は、専門の施設で選別・殺菌・洗浄が行われており、菌が付着していることはほとんどなく安心して食べることができますが、海外のものには要注意です。

サルモネラ菌による食中毒の症状

吐き気、高熱、嘔吐、下痢など

卵アレルギー

卵アレルギーの症状としてよく見られるものとして、腹痛があります。

体質が卵アレルギーの場合、体に入ってきた卵に反応し、免疫系が攻撃します。アレルギーは先天性のものが多いですが、何かしらの理由で後天的になることもあります。

卵を食べるたびに不調になる場合は、アレルギー検査をしてみて、卵を安心して食べられるか調べておきましょう。

卵アレルギーの症状

皮膚の赤み、口のまわりの赤み、腫れ、蕁麻疹、咳、喉の痛み、呼吸困難、意識障害

食物不耐性

特定の食材の消化が苦手なことを食物不耐性と言います。食材の消化に必要な酵素が足りないために消化不良を起こしたりするものです。

卵を食べるたびにお腹がゆるくなったりする場合は、卵に対する食物不耐性である可能性が高いです。

腹痛以外にも下痢や胸焼けなどを起こす場合には、卵の食物不耐性を疑ってみましょう。

生卵でお腹を壊した時の対処法

生卵でお腹を壊した時の対処法

生卵を食べて腹痛等が起きたときは、無理をせず、病院を受診しましょう。

サルモネラ菌による食中毒だった場合は、すぐに治療を受ける必要があります。また、アレルギーや食物不耐性に当てはまっているか確認もできるため、安心です。

卵を食べると毎回腹痛を起こすようであれば、一度病院を受診しておくのが良いでしょう。

本当に卵が原因なのか、今後食べ続けても大丈夫なのか確認しておきましょう。

生卵による食中毒を予防する方法

生卵・卵による食中毒は、殻に付着しているサルモネラ菌によって起こります。

ここでは、サルモネラ菌の発生や増殖を防ぎ、食中毒を予防するためのポイントをいくつかご紹介します。

新鮮な卵を食べる

国産の卵にサルモネラ菌が潜んでいることは極めて稀ですが、もし潜んでいた場合でも、賞味期限内の卵を食べると食中毒を起こす可能性も低くなります。

なるべく低温で保存され、ヒビのはいっていない卵を早いうちに食べるようにしてくださいね。

ちなみに、たまごの賞味期限生で食べられる期限のことを指します。

つまり、賞味期限が切れた卵でも、加熱調理すれば食べてもOKなんです。

卵焼きやゆで卵など、しっかり火が通る調理方法で召し上がって下さい!

常温で保存しない

サルモネラ菌は10°C以下だと増殖しませんが、常温だとすぐに増え、食中毒にかかりやすくなってしまいます。

卵を保存するときは、必ず冷蔵庫で保存するようにしましょう。

割れてしばらく経った卵は火を通す

卵を使って調理する前に、一度殻を確認してみてください。もしヒビが入っていれば、中に菌が入り込んでいる可能性があるため、生食は控えましょう。

ただ、ちょっとヒビが入っているだけで食べずに処分してしまうのは、もったいないですよね。

そんな時は賞味期限切れの卵と同じように、加熱調理をして食べてください!

揚げ物やクッキーなど、隠し味として卵を活かせるレシピはこちらの記事でご紹介しています。

まとめ

この記事では、生卵を食べて腹痛に

なる原因と対処法、卵による食中毒の予防方法をご紹介しました。ポイントを確認しましょう。

  • 生卵を食べて腹痛になるのは食中毒・卵アレルギー・食物不耐性によるものだと考えられる
  • 卵を食べて毎回腹痛になる場合は病院を受診する
  • 卵は必ず冷蔵で保存し、新鮮なものを食べる
  • ヒビの入った卵や賞味期限切れの卵は、加熱調理してから食べる

卵を生で食べるシーンは、卵かけご飯が多いと思います。卵の味によって旨みが全然変わってくるので、美味しくて、生でも安心して食べれる卵を使いたいところです。

そんなときに試していただきたいのが、大熊養鶏場の「かっぱの健卵」

かっぱの健卵は、北海道比布町(ぴっぷ)にある大熊養鶏場が生産している卵です。

大熊養鶏場のニワトリは高床式のケージ飼いです。

常においしい水がたっぷり飲める環境を与え、完璧な温度・湿度管理が行なわれています。

フン回収ベルトも完備されているので衛生環境も申し分ありません。

また、鶏のエサとなる飼料にもこだわり、化学物質や毒素になる原料を徹底的に排除して鶏の健康向上に取り組んでいます。

さらには、比布町のふるさと納税の返礼品としても採用されている人気の高い卵として全国で食べられています。

味の違いがはっきりとでる卵かけご飯で食べてみてくださいね!

大熊養鶏場「かっぱの健卵」のこだわりを見てみる 公式オンラインストア

お気軽にお問い合わせください

購入に際しての疑問や相談、ご不安などございましたら、お気軽にお問い合わせください。
メディア取材のご相談もお受けしております。

お問い合わせフォームはこちら