4割が卵アレルギー!?子どもが発症しやすいアレルギーと原因・予防方法
近年食物アレルギーやハウスダストなど環境のアレルギーを発症する子どもが増加傾向にありますが、食物アレルギーの中でどんな食品がアレルギーとして出やすいのか知らない方も多いのではないでしょうか?
今回は食品ごとのアレルギーの発症と原因・予防の方法をご紹介します!
食品別のアレルギー発症率を知ることで子どもが口にするものに事前に気を付けられるかもしれません。
食物アレルギーは種類も様々
日本小児アレルギー学会「食物アレルギー診療lガイドライン2016(2018年度改訂版)」のグラフを参考にすると、下記の通りになっています。
アレルギーを引き起こす食品として鶏卵、牛乳、小麦が大半を占めており、鶏卵に関しては全体の4割に及びます。特定原材料表示義務に入っている食品なだけありますね。
その他にもピーナッツを筆頭にナッツ類や魚卵・甲殻類など魚類も原因食品として占めております。
気を付けたい!アレルギーになる原因
子供の時から発症する人もいれば大きくなってからアレルギーを発症する人も多くいます。どのような背景があってアレルギーを引き起こしてしますのでしょうか?代表的な原因を4つご紹介します。
1)免疫力の低下
食生活を含む生活習慣のバランスを崩すことです。子供なら受験による過度な塾通いや夜遅くまでゲームをして寝不足が続くこと。成人したころなら仕事が忙しかったり、家庭環境がに問題があったりと心身的なストレスが生じることもアレルギーを促進させる1つの原因です。
2)食生活
脂肪のとりすぎや、逆に魚や海藻に含まれる油分の摂取が不足してしまうなど偏った食生活は免疫力の低下を促し、アレルギーを引き起こす原因になりかねます。タンパク質や緑黄色野菜など食生活のバランスに気を付けて生活すると良いでしょう。
3)化学物質による反応
主に香料・殺虫剤・塗料などが原因でアレルギーを発症します。環境汚染に関してはディーゼルの排気ガスDEPがアトピー体質を悪化させるという症例もあるのです。環境の中で増える化学物質は原因物質としても作用する特性をもっています。
3)ダニ
気管支炎喘息の子供たちを調べると100人中94人がダニにアレルギー反応が原因となっているほどダニのアレルギーも深刻化しています
引用:https://www.fmed.jp/cnt/kenkou/check/2001/0103.html
ダニはが生息している空気やハウスダストは勿論ですが、特に気付かないうちに布団などにも生息しており、その吸い込むことで気管支喘息を発症してしまうので環境整備が重要になってきます。
どんな子がアレルギーになりやすい?
アレルギーは遺伝する
子供が生まれる前から食生活など気を付けていても親にアレルギーがあると、子供に遺伝する確率はどうしても上がってしまいます。特に母親にアレルギーがある場合は、父親にアレルギーがあるときよりも4~5倍高くなると言われているんです。
生活環境に影響される
先程アレルギーになる原因といてダニを原因の1つとして取り上げましたが、ダニは布団の中に多く生息しています。とくに高温多湿を好むダニとしてはとっておきに良い場所。子供は大人よりも寝ている時間が長いので布団に接触している時間が必然的に長くなるため
ダニに関連したアレルギーを発症しやすくなってしまいます。また、見落としがちなのがぬいぐるみです。お気に入りのぬいぐるみなら子供が食べかすの付いている手で触ったり、皮脂汚れが大量に付着していたりと清潔感に欠けてしまいます。
どうやってアレルギーを予防する?
上記のことからアレルギーの原因や発症しやすい子供についてわかりましたが、実際にどんなことに気を付けたら予防に繋がるでしょうか?
食品アレルギーは少しずつ様子を見る
食品のアレルギーは病院で幼少期に事前に調べてもらうことも大事ではありますが、子供に食事の際に一度に沢山アレルギー要素になる食材をあげないことも重要です。少しずつあげることでその食材になれて抗体ができる可能性もありますので掛かりつけの医師に聞いた上で様子を見ながら食べさせてあげるもが良いでしょう。
幼児期からのスキンケアが需要
意外と予防策として気付かないのがスキンケアです。アレルギーによる皮膚トラブルは、子供だと我慢できず搔きむしってしまうことが多いですが、これは逆効果で掻きむしった傷口が更にアレルギーの侵入の原因にもなりかねません。幼少期からスキンケアをマメにおこなうことによってアレルギーの発症を最小限に抑えましょう。
生活環境を整えてアレルギーを予防しよう!
食品のアレルギーはどんなに気を付けていてもなってしまう子供も多いのが現状です。アレルギー症状が出てしまった場合は掛かりつけの医師に相談してみましょう。
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大熊養鶏場では日々食と健康に配慮し、安全な卵をお届けしたいと考え、その一環として、アレルギーについての知識をつけることは大事なことと捉えております。
餌や飼育環境を追求した安心で安全なかっぱの健卵を、これからもどうぞよろしくお願いいたします。