「子どもが卵アレルギーかも?」と思った時に知っておきたい対処法を症状別に解説!

まだ小さい子どもをお持ちの方や、これから徐々に離乳食離れをしいく時に不安になるのが、アレルギーのこと。特に「卵アレルギー」は多くの子どもに見られる傾向があり、症状が出てから「どう対処したら良いの?」と焦ってしまいますよね。

 

私にも小さい子どもがいますが、アレルギーについての知識はつけておいて損はないなと日々感じています。

 

そのような背景があるためか、インターネットで検索したり、Q&Aサイトなどで質問している方が非常に多いのです。

 

そこで今回は、子どもが卵アレルギーかも?と思った時に知っておきたい対処法を症状別に解説していきます。この記事を読むことで最低限どうしたら良いかという事が理解できるよう解説しておりますので、最後まで読んでみてくださいね!

 

アレルギー反応が「皮膚」に出た場合

痒みやじんま疹など、アレルギー反応が皮膚に出た時どのような対処をすれば良いのでしょうか。アレルギー症状には「軽症」「中等症」「重症」の3つがあり、それぞれの症状によって、観察するのか、病院受診するのかが変わってきますので留意しておきましょう。

 

軽症

  • 限られた範囲の痒み 
  • 部分的に赤い斑点 
  • じんま疹が数個以内 
  • 唇が少し腫れている

 

以上の症状が出た場合は注意深く症状を観察してください。観察の方法は後ほど解説します。症状が進行するようであれば、病院受診をしましょう。

 

中等症

  • 強い痒み 
  • 赤い斑点があちこちにある 
  • じんま疹が10個以上 
  • 瞼や唇などが腫れる

 

上記の症状が出た場合は病院受診をしましょう。症状が進行するようであれば、緊急に病院を受診しましょう。

 

重症

  • 激しい全身の痒み 
  • 全身が真っ赤 
  • 全身にじんま疹

 

上記の症状が出た場合は緊急に病院を受診しましょう。

 

アレルギー反応が「口」「お腹」に出た場合

口の中の痒みや下痢、嘔吐など卵アレルギーが口やお腹に出る場合がこれに当たります。

 

軽症

  • 口の中の 痒み
  • 違和感

 

上記症状が出た場合は注意深く状態を観察し、症状が進行するのであれば病院を受診しましょう。

 

中等症

  • 嘔気もしくは1回の嘔吐 
  • 軟便もしくは1回の下痢 
  • 間欠的な腹痛

 

上記の症状が出た場合は病院受診をしましょう。症状が進行するようであれば、緊急に病院を受診しましょう。

 

重症

  • 嘔吐を繰り返す
  •  数回以上の下痢 
  • 激しい腹痛

 

上記の症状が出た場合は緊急に病院を受診しましょう。

 

アレルギー症状が「鼻」「肺」に出た場合

咳やくしゃみ、のどの痒みに始まり、重症になると喘鳴や呼吸困難などの症状が出る場合もあります。

 

軽症

  • 単発的な咳 
  • くしゃみ

 

上記症状が出た場合は注意深く状態を観察し、症状が進行するのであれば病院を受診しましょう。

 

中等症

  • 断続的な咳 
  • 鼻づまり
  • 鼻水 
  • のどの痒み

 

上記の症状が出た場合は病院受診をしましょう。症状が進行するようであれば、緊急に病院を受診しましょう。

 

重症

  • 声がれ
  • 声が出にくい 
  • 途切れない激しい咳き込み 
  • 犬が吠えるような咳 
  • 喘鳴 (呼吸をする時に「ヒューヒュー」「ゼーゼー」音がすること
  • 呼吸困難

 

上記の症状が出た場合は緊急に病院を受診しましょう。

 

アレルギー反応が「心臓」に出た場合

アレルギー反応が心臓に出た場合は、どのような症状であっても重症と判断し、適切な対処が必要です。

重症

  • 脈が速いもしくは不規則 
  • 顔色が蒼白
  • 唇や爪が白い・紫色

 

上記の症状が出た場合は緊急に病院を受診しましょう。

 

アレルギー反応が「神経」に出た場合

元気がなくなり、次第にぐったりとしてくるのがこれにあたります。注意深く観察し、適切な対処をしましょう。

 

中等症

  • 元気がない (不活発)

 

上記の症状が出た場合は病院受診をしましょう。症状が進行するようであれば、緊急に病院を受診しましょう。

 

重症

  • 不安・恐怖感 
  • ぐったり 
  • 意識がもうろう

 

上記の症状が出た場合は緊急に病院を受診しましょう。

 

アレルギー反応を観察をする際のポイント

病院を受診した際に症状をわかりやすく具体的に説明する必要があります。そのため保護者の方は以下の点をメモした状態で病院を受診するようにしましょう。

  • 何を与えたのか
  • 与えた時間
  • 症状が現れた時間
  • 症状の特徴

観察する際は上記の点をメモし、病院受診に備えましょう。

まとめ

  • アレルギー反応が「軽症」の場合は、メモを取り状態を観察。
  • 「中等症」の場合は、病院受診をする。
  • 「重症」の場合は直ちに病院受診をする。

 

観察の際はしっかりと症状や与えたもの、時間などを詳細にメモをとり病院受診に備えましょう。

 

大熊養鶏場では日々食と健康に配慮し、安全な卵をお届けしたいと考え、その一環として、アレルギーについての知識をつけることは大事なことと捉えております。

 

餌や飼育環境を追求した安心で安全なかっぱの健卵を、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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