新鮮な卵の見分け方は?養鶏場が解説

新鮮な卵の見分け方は?養鶏場が解説

「どれくらい新鮮なら安全に生卵で食べられるの?」「卵の鮮度を見分けて料理で使い分けたい」

このようなお悩みや疑問をお持ちではありませんか? 

私たちの食卓に欠かせない卵ですが、鮮度の見分け方については悩むことが多いものです。

新鮮な卵を見分けられるようになれば、鮮度に応じた調理方法を選択でき、美味しく安全に食べることができます。

さらに購入時に新鮮で長持ちする卵を選ぶことができれば、無駄なく計画的に使い切ることができるでしょう。

それとは逆に生卵を食べる際に判断を誤ると、サルモネラ菌による食中毒を起こす危険があり、子どもや高齢者の方が命にかかわる深刻な状態に陥る可能性もあります。

この記事では、スーパーや自宅で実践できる「新鮮な卵を見分ける方法」を解説するとともに、古くなった卵の使い道も紹介します。

卵の鮮度を見分けられるようになると、もっとも美味しく卵を味わえるタイミングを理解できるようになり、食品ロスの防止だけでなく、食中毒のリスクを抑えることにもつながります。

「冷蔵庫にある卵が新鮮なのかどうかわからず、やむなく目玉焼きにして食べている」「毎朝安心して卵かけご飯を食べれるようになりたい」という方は、ぜひご一読ください。

購入時に役立つ新鮮な卵の見分け方

購入時に役立つ新鮮な卵の見分け方

まずは、スーパーや直売所などで卵を購入する際に使える新鮮な卵の見分け方を紹介します。今後のお買い物にぜひ役立ててみてくださいね。

1.賞味期限を確認する

当たり前のことではありますが、まずは「賞味期限」の確認が、新鮮な卵を見分ける基本です。家庭の消費量にもよりますが、目安の賞味期限は2週間前後です。

日本では大体の卵は2週間程度の賞味期限が設定されています。2週間に近い賞味期限のものが、より産卵後に近い卵ということになります。

また、最近はパッケージに賞味期限だけでなく「採卵日」を明記した卵があります。採卵日とは、生産鶏舎から卵を集めた日のことです。採卵日をチェックし、日付が最近のものを選ぶことも良い方法といえるでしょう。

2.光に透かして見る

手に取れる環境であれば、卵を光に透かして鮮度を確かめる方法もあります。光に透かして見たときに、新鮮な卵は透き通っていますが、鮮度が落ちた卵は黒ずんで不透明です。

ただしこの方法は、パック詰めされているケースではかなり難しいです。直売所などでバラ売りされている卵を買うときに役立ちます。

自宅で役立つ新鮮な卵の見分け方

自宅で役立つ新鮮な卵の見分け方

続いて、自宅で卵を食べる際に使える新鮮な卵の見分け方を紹介します。「卵の殻を割らずに見分ける方法」と、「殻を割って見分ける方法」の2パターンがあります。どれも簡単なので、自宅にある卵で今日から試すことができますよ。

1.食塩水に入れたら沈む

殻を割らずに卵の鮮度を確かめる方法です。卵を食塩水に入れ、沈んでいったら新鮮な証です。もし、水面まで浮いてきたら鮮度が落ちている可能性があります。

なぜ鮮度が落ちた卵を食塩水に入れると浮くのかというと、鮮度が落ちると、卵の中の気室という部分が大きくなるからです。つまり空気の部分が大きくなり、水に浮くようになるのです。

この方法は、濃度10%の食塩水で試すのが分かりやすくておすすめです。「90gの水+10gの塩」を混ぜ合わせ食塩水を作り、卵を入れてみましょう。

2.黄身と白身が盛り上がっている

新鮮な卵は、殻を割って見たときに白身にも黄身にも張りがあり、こんもりと盛り上がっています。

新鮮な卵には炭酸ガスが含まれており、その影響で弾力が保たれこんもりとするのです。そして時間が経てば、炭酸ガスは少しずつ抜けていき、白身は張りがなくなり、黄身にはシワができてしまいます。

3.白身が白濁している

卵の殻を割って、白身の色を見てみましょう。少し意外かもしれませんが、白身が白濁しているのが新鮮な卵の証です。

先ほども述べたように、新鮮な卵には炭酸ガスが含まれています。炭酸ガスが多く含まれていると、卵の白身は白く濁って見えるのです。そのため、白身が透明なものより白濁しているほうが新鮮な卵だといえます。

卵は新鮮でなくても食べることは可能

卵は新鮮でなくても食べることは可能

ここまで新鮮な卵の見分け方を紹介してきましたが、卵は賞味期限が切れてもすぐに食べられなくなるわけではありません。

茹で・焼きなら古い卵でも食べられる

卵の賞味期限は生食できる期限を表示しており、それ以降は加熱して食べることができます。賞味期限が過ぎた卵は、できるだけ早めに加熱して美味しく食べましょう。

卵単体なら70℃で1分以上の加熱、他の食材と一緒に調理する場合は75℃で1分以上の加熱が必要です。

ただし10℃以下の冷蔵庫で保存している状態が望ましいです。夏場に常温保存といった状態のものは避けましょう。

またヒビが入った卵も要注意です。卵は中身が空気に触れた瞬間から雑菌が増殖しやすくなります。ヒビが入ったら早めに加熱して食べるようにしましょう。いつヒビが入ったか分からないものは避けたほうがよいです。

生で食べるなら新鮮な卵にこだわったほうがいい

冒頭でも触れたように、新鮮でない卵を生で食べてしまうと、サルモネラ菌による食中毒を起こす危険があります。

サルモネラ菌は乾燥に強く、少量の菌数で感染が成立する場合があるといわれています。抵抗力の弱い幼児や高齢者がサルモネラ菌により食中毒になると、命にかかわる深刻な状態になる可能性もあるため、より注意が必要です。

その一方で新鮮な卵を生で食べることができれば、健康面でのメリットがあります。

卵に含まれるビタミンは熱に弱く、加熱すると減少してしまいますが、生卵の場合はビタミンを体に取り込むことができるのです。とくにビタミンB群をよく摂取できます。

ビタミンB群には、栄養素の代謝を促進し、精神状態の安定やホルモンバランスを整える働きがあります。

大熊養鶏場では常に新鮮な卵が買えます

かっぱの健卵の賞味期限は1ヶ月

卵を採卵してすぐに発送しているのが大熊養鶏場の「かっぱの健卵」です。コクのある味わい深い卵を、採卵した日、新鮮なうちに発送しています。

かっぱの健卵は、発送日〜21日目は生のままお召し上がりいただけます。21日目〜1ヶ月は加熱してお召し上がりください。

一般的な卵の賞味期限が2週間程度のなかで、かっぱの健卵の賞味期限は、加熱食を含めると1ヶ月と大変長持ちです。

まとめ:新鮮な卵の購入には「かっぱの健卵」がおすすめ

今回は、新鮮な卵の見分け方について紹介しました。

新鮮な卵の見分け方
  • 賞味期限を確認する
  • 光に透かして見る
  • 食塩水に入れてみる
  • 黄身と白身が盛り上がっていれば新鮮
  • 白身が白濁していれば新鮮
たまごかけごはんセット」も販売しています。ちょっとしたプレゼントにもおすすめです!

また、かっぱの健卵は、「美味しさ・鮮度が長く続く卵」です。

一般的に購入する卵の賞味期限はだいたい1週間から10日くらいが多いですが、かっぱの健卵は、発送から21日目まで生でお召し上がりいただけます(21日目以降は加熱してお召し上がりください)。

オンラインショップでもご購入いただけますので、道内だけでなく、道外にお住まいの方もぜひチェックしてみてくださいね。

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