オーガニック食品とは?メリット・デメリットを徹底解説!

皆さんは、高価格帯のスーパーに置いてある様な「オーガニック食品」は、何を持ってオーガニックと呼んでいるのか、どの様なメリット・デメリットがあるのかをご存じでしょうか。

なんとなく体に良さそうなイメージはあるけど、説明してと言われたら自信がない。その様な方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、オーガニックと呼ぶための条件や、メリット・デメリットについてご紹介していきたいと思います。この記事を読むことで、普段何気なく使っている「オーガニック」という言葉の意味を理解し、ご家庭のご要望や目的に沿って食品を購入できるようになります。

それでは早速ですが、 そもそもオーガニック食品とはどのようなものなのか、オーガニックと呼ぶための条件について解説していきたいと思います。

オーガニック食品とは「自然の恵」を利用した食品

オーガニック食品とは、農薬や化学肥料に頼らず、太陽・水・土地・生物由来の肥料など「自然の恵み」を生かした農林水産業や加工方法のこと。化学肥料や農薬を使い、効率的に収穫することを目的とした生産方法とは考え方が全く異なります。

オーガニック食品の生産方法は、ミネラル豊富な堆肥から農作物を作り、それを飼料として畜産物を育て、また堆肥として利用するという循環型農業としての役割も果たしています。

オーガニック食品を見分けるには「有機JAS認定」のマークを探そう!

画像出典:農林水産省

販売されているものが、オーガニック食品かどうかを見分ける方法の1つとして「有機JAS認定」のマークがあります。日本では、登録認定機関から認証を受けていなければ、商品名に「有機」や「オーガニック」と表示できないことになっています。

有機JAS認証の対象は、農産物、飼料、畜産物、加工食品の4つ。対象に畜産物が追加されたのは、2020年7月16日からと比較的最近です。オーガニック食品かどうかを見分ける基準として、このマークを覚えておくと良いでしょう。

以下の記事では、オーガニックの基準を満たす条件について詳しく紹介しています。ぜひ併せてご覧下さい。

オーガニック食品のメリット

次に、知識をより深めるために、オーガニック食品についてのメリット・デメリットについて詳しく見ていきましょう。まずはメリットからご紹介します。

メリット①:食品への安心感・安全性が高い

オーガニック食品は、化学由来のものを可能な限り排除していることから、食品への安心感や安全性が高いと言えます。現在日本で使用が認められている添加物の中には、海外で使用が禁止されているものも。その点、基準が設けられているオーガニック食品は、添加物での化学的リスクは極めて低いと言えます。

ただし、オーガニック食品は無農薬ではない点に注意が必要です。化学由来の農薬は使えませんが、一部の自然由来の農薬であれば使用可能となっています。あくまで一般食品の化学的危害リスクを比較した場合に安全ということです。

メリット②:生産者が分かることが多い

オーガニックにこだわって作られた食材は、生産者情報を紹介しているケースが多いです。どこで、どの様な人が、何にこだわりを持って生産したのかが分かることは、消費者のさらなる安心に繋がります。

メリット③:地球環境に優しい

オーガニック食品の生産は、一般的な食材の生産方法と比較すると地球環境に優しいものと言えます。化学物質を使った農薬や肥料を土壌に使用した場合、土壌環境が悪化してしまったり、雨が降り地下に染み出すことで川や海に流れ出てしまう恐れがあります。

化学由来のものを可能な限り排除したオーガニック食品を選ぶことは、土壌環境を修復させ、水資源や動植物の生きる環境を保全する活動にも繋げることができます。

オーガニック食品のデメリット

オーガニック食品のデメリットについて見ていきましょう。

デメリット①:コストがかかる

化学肥料や農薬に頼らないということは、その分害虫などのリスクが伴い、高品質な商品を生産するには高い技術や人員、手間をかける必要があります。そのため、当然コストも高くなることで、全体的に商品の売価も高い傾向にあります。

デメリット②:長期保存が難しい

長期保存が難しいという点もデメリットの1つです。オーガニック商品は、加工時に保存料や酸化防止剤などを使用していません。そのため、少人数のご家庭や1人暮らしの人にとっては、消費する前に賞味期限・消費期限が過ぎてしまうなんてことも考えられます。

デメリット③:流通量が少ない

これらのコストがかかる、長期保存が難しいという点から、オーガニック食品の流通量が少ないというのもデメリットの1つとして挙げられます。そのため、日本では近所のスーパーで取り扱いがなかったり、売り場があっても販売スペースが小さいため、すぐに売り切れてしまうなんてことも。

日本での市場は未だ開発途上です。食品全てをオーガニックにするのは、今の日本では大変難しいというのが現状です。

かっぱの健卵はオーガニック卵!

ここまで、オーガニック食品全般についてご紹介してきましたが、大熊養鶏場から販売している「かっぱの健卵」も、化学物質を徹底排除して育てられたオーガニック卵です。黄身の色は、食欲をそそるオレンジ色ですが、それも「ファフィア酵母」という天然生体色素を餌に混ぜているからです。

記事の中では、オーガニック食品は賞味期限が短い、手に入れにくいというデメリットがあるとご紹介しましたが、かっぱの健卵は発送日から21日目まで生のまま御賞味頂くことができ、オンラインショップから全国各地の方々にご購入頂ける卵となっています。

食品への安心感や安全性にこだわりたい方、家族の健康や自然環境を守っていきたいという方にぴったりな卵です。

以下の記事では、大熊養鶏場のかっぱの健卵の特徴について詳しくご紹介しています。ぜひ併せてご覧下さい。

オンラインストアはこちら

まとめ

今回は、オーガニック食品のメリット・デメリットについてご紹介しました。オーガニック食品は、コストがかかってしまったり、流通量が少ないことから手が出しにくいというデメリットも考えられますが、食品への安心感や安全性にこだわりたい方、家族の健康や自然環境を守っていきたいという方にぴったりな食品です。

また、大熊養鶏場のかっぱの健卵は、餌にこだわって育てられたオーガニック卵です!オンラインストアからは、全国各地の皆様にご購入して頂けます。卵独特の臭みが少なく、小さなお子様からご高齢の方まで食べやすい卵となっていますので、ぜひ多くの方にご利用頂けたらと思います。

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