ある日突然に!?大人になって卵アレルギーが発症することもある!原因や対処法を紹介します!
玉子焼き・オムレツ・オムライス・目玉焼き…
卵を使う料理は沢山あり、私たちの生活になくてはならない食材です。
卵アレルギーは子どもがなるものだと思っていませんか?
実は、大人になってからも卵アレルギーが起きることもあり、近年増えているのです!
子どものころは何の支障もなく食べることができていた卵が、大人になって急に食べられなくなってしまうということが実際にあります。
ここでは、「大人がなる卵アレルギー」についてお話します。
大人の卵アレルギーは突然!?
アレルギー患者は年々増え続けており、大人になって突然アレルギーになったという人は珍しくありません。
それまで何の症状が出ることもなく、普通に食べていた卵かけごはんなのに、「ある日突然喉の奥がかゆい感覚がした」というように、それまで他の食べ物と同じように摂取していたものに、急にアレルギー反応を起こして驚く人もいるようです。
子どもの頃から軽い食べ物アレルギーを持っていた可能性がある方に症状は現れやすいですが、アレルギーを持っていなかった方にも起きることはあります。
大人のアレルギー反応の原因
大人のアレルギー反応は、生活のリズムの変化に応じて、免疫機能がバランスを失ってしまうことも一つの原因と考えられています。
ストレスが溜まっていたり免疫力が落ちていたりするときに多く摂取することがあれば、アレルギーを発症する可能性は十分あるでしょう。
アレルギーの出始めは口の中や唇の違和感、口のまわりのかゆみ、喉がイガイガするなどの症状があります。また腹痛、吐き気、嘔吐、下痢、咳、など様々な症状が現れます。
大人の食物アレルギーは治りにくい?
乳幼児期の食物アレルギーは治りやすいのが定説です。乳幼児期の子どもの腸は未発達なので、これからどんどん発達して、腸の機能が良くなっていきます。そのため、食べられる(アレルギー反応が出ない)範囲で食べる練習をし、食べ慣れていくことで免疫がつき、耐性がつきやすいと言われています。
アレルギーのほとんどは、高い確率で小学生頃までには治ったり、食べられる量が増えるお子さんが多いです。
それに対して、大人になってからのアレルギーは、子どもとはちょっと違います。
腸も成長しているため、成人になって発症してしまうと絶対に治らないわけではないですが、治らない確率が高くなります。
治療・改善方法
まずはアレルゲンの除去をしましょう。そして日々の体調管理や生活習慣を見直し始めるのが一般的です。
自分の身体と心に耳を傾け、アレルゲンを除去し、並行して腸をよくする食事を心掛けたら、少しずつ食べられるようになってくるかもしれません。
おわりに
大人になってから発症してしまうと、反応が出た食べ物は除去して食べないようにするというのが基本のスタンスです。アレルギーとうまくつきあっていくことが必要です。
しかし、大人のフードアレルギーでも、半年や一年程度除去を続けたり、食生活や生活習慣を改善することで、アレルギー症状が改善していく見込みもあります。
まずは一定期間の除去や、食事の見直しから始めてみましょう。
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