養鶏場が卵の白身と黄身の栄養素の違いを説明!それぞれ異なる特徴がある
普段、食べる卵ですが、黄身と白身どちらに栄養があるか気になったことはありませんか?
どちらも異なる栄養素がありますが、栄養面では卵は黄身と白身「両方同時に食べる」方が断然いいのです。
そうはいっても、アレルギーなどで分けて食べなきゃいけない人もいるでしょう。
そんなあなたへ、子どもでもできる卵の黄身と白身の簡単な分け方、黄身と白身だけを使ったレシピも紹介しています。
日々の料理にお役立てください。
黄身には「必須アミノ酸」が全て含まれている
卵黄は卵白よりもタンパク質が多く含まれています。
一言でタンパク質といってもその種類は約20種類ほどあるといわれており、体に必要とされる「必須アミノ酸」がすべて含まれているのです!
必須アミノ酸は、体内で合成できないので、常に食品から摂る必要があります。
不足すると体の成長や健康に影響を与えます。
必須アミノ酸は、成長や体の維持に不可欠で、1種類でも欠けると栄養障害が起こるといわれるほど私たちに重要な栄養素。
そんな重大な栄養素が黄身にはあるのです。
白身には低脂肪の「たんぱく質」が豊富
白身には、人の体を健やかに作り上げるのに欠かせない低脂肪なタンパク質や、糖質脂質の代謝を促すと言われるビタミンBが含まれています。
含有量こそ卵黄に劣るものの、白身が黄身よりも勝る点は「カロリー」
生たまご100gあたりのカロリーは黄身が387kcalに対し、白身は47kcal。
とてもヘルシーなのです。
さらに、卵白に含まれているセレンという物質が、悪玉コレステロールの酸化を抑え、免疫力を保つ働きがあると言われています。
感染症予防にも効果的ですね。
黄身と白身それぞれ異なる栄養素を持つ卵ですが、
栄養面を考えると黄身と白身は一緒に食べた方が断然いいです!
栄養はバランスが大事。
いいといわれるものを偏って摂取していても健康には意味がないのです。
黄身と白身を上手に分ける方法
黄身と白身を同時摂取が好ましいといわれても、どうしても黄身と白身を分けて食べなきゃいけない人もいるかと思います。
そんなあなたへ、子どもでもできる簡単に黄身と白身を分けて食べる方法を伝授!
卵の殻で分類する方も入りと思いますが、それだと黄身が割れてしまったり、殻のカケラが入ってしまったりしますよね。
以下の簡単な分け方も参考にしてみてください。
1.お茶碗に卵を割ります。

2.おたまで卵の端を優しくすくいます。
3.すると卵がゆっくりとおたまの中に入ってきて黄身と白身に分けられます。
黄身だけを使ったレシピ
ここでは、黄身だけを使った料理を紹介します。
黄身の醤油漬け
冷凍した卵を使い黄身だけを醤油漬けにしたご飯のおかずとなる料理。
冷凍した卵を解凍すると、黄身が半熟卵のように固くなります。濃厚な黄身の味と食感を楽しめます!
材料
- 卵の卵黄 必要なだけ
- 醤油 大さじ3
- みりん 大さじ3
作り方
- 卵を殻ごと丸ごとラップで包み、ジップロックなどの保存袋に入れて凍るまで丸一日冷凍する。
- 卵を解凍。保存袋に入れたまま、冷蔵庫で約6時間、または常温で1〜2時間程度かけて解凍する。
- 卵を解凍したら、殻を割って黄身だけを取り出す。
- しょうゆとみりんを黄身が浸るまでプラスチック製の食品保存容器に入れる。
- 10分程度漬けたら、完成。ご飯やおつまみ、丼のトッピングとして食べられます。
白身だけを使ったレシピ
卵白の定番料理を紹介します。
ホワイトオムレツ
材料
- 卵2個分の卵白
- 牛乳 大さじ1
- マヨネーズ 小さじ1
- サラダ油
作り方
- ボウルに、卵白、牛乳、マヨネーズを入れて 菜箸を真横に動かすようにして しっかりと混ぜます。持っている方は泡立て器を使うとフワフワな仕上がりに。
- フライパンにサラダ油を入れて中火にかけ、①の卵白を入れ軽く混ぜながら、まとめるように焼く。
チンゲン菜と卵白炒め
材料
- チンゲン菜 一株
- 卵白2個分
- 生姜千切り 1/2片分
- 酒 小さじ2
- 塩こしょう 少々
- ごま油 小さじ2
作り方
- フライパンにゴマ油を強火で熱してショウガを炒め、香りがたってきたらチンゲンサイ、白ネギを加え、少ししんなりするまで炒める。
- 酒を加えて炒め合わせ、さらに卵白を加えてサッと炒め合わせ、塩コショウをして器に盛る。
まとめ
卵の黄身と白身の栄養素の違いを説明しました。
黄身には必須アミノ酸が豊富に、白身には低脂肪のたんぱく質があります。
卵一つで食べた方が栄養面はいいですが、中にはアレルギーなどで黄身と白身にわけて食べなきゃいけない方もいます。
そんな方に、黄身や白身で作れる簡単レシピを紹介してます!
大熊養鶏場では日々食と健康に配慮し、安全な卵をお届けしたいと考え、その一環として、アレルギーについての知識をつけることは大事なことと捉えています。
大熊養鶏場が皆さんに届けている「かっぱの健卵」は、
- 化学物質や毒素になる原料を徹底的に排除した餌
- 常においしい水がたっぷり飲める
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日々、鶏が育つ飼育環境をより良いものにしようと取り組んでいます。
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