サルモネラ菌が卵にいる確率は?卵を安全に食べる方法をご紹介!
卵にはサルモネラ菌がいるって聞いたけど、食べても大丈夫なの?こんな不安やお悩みはありませんか?
知らずのうちにサルモネラ菌がいる卵を選んでしまい、食中毒や体の不調につながるのは怖いですよね。
ですがご安心ください。実は卵にサルモネラ菌がいる確率はほんのごくわずかで、その確率は0.003%程度といわれてます。
今回の記事では、卵の品質管理にくわしい養鶏場の”プロ”が、サルモネラ菌と卵の関係性について解説します。
サルモネラ菌に対する不安を解消し、卵を安全に食べるための正しい知識を身につけましょう!
卵の食中毒はサルモネラ菌が原因
サルモネラ菌は食中毒を引き起こす細菌の一つです。
発育温度は10℃以上で、特に20℃以上になるとよく増殖し、発育至適温度は37℃位とされています。サルモネラ菌は、熱抵抗性が弱いことも特徴で、十分な加熱により死滅することがわかっております。
卵の食中毒を避けるには、暑い夏場はもちろんのこと、それ以外の季節も冷蔵庫保存を忘れず徹底しましょう。
また、賞味期限は、生食できる期限として設定されているため、賞味期限が切れた卵を生で食べてしまうと食中毒を発症してしまうリスクが十分にあります。
サルモネラ菌は熱に対する抵抗性が弱いので、賞味期限を過ぎた卵は加熱調理することにより食べることができますが、なるべく賞味期限内の消費をおすすめします。
卵の賞味期限についてはこちらでも詳しく触れています。
サルモネラ菌が卵にいる理由
サルモネラ菌は、主に牛や豚や鶏などの家畜の腸内に生息している細菌です。
卵の場合、鶏がサルモネラ菌を保菌していると、産卵のときに殻の表面がサルモネラ菌に汚染されたり、まれに卵の内部が汚染されることがあります。
調理の際など、卵の殻に触れた手指から他の食品に二次汚染するおそれがあるので、卵に触ったあとは、小まめな手洗いを心がけましょう。
・ペット
サルモネラ菌は、犬・猫・鳥などのペットが保菌していることもあります。
愛するペットに触れた後は手洗いと消毒を心がけましょう。
・生肉、魚介類
また、生肉や魚介類の調理を行った際も、食材に触れたあとはよく手洗いをして、包丁やまな板などの調理器具を清潔に保ち、生野菜や他の食材にうつることを防ぎましょう。
サルモネラ菌から守るには
記事の最初にお伝えしたように、卵にサルモネラ菌がいる確率はほんのごくわずかで、卵がサルモネラ菌に汚染される確率は0.003%程度といわれてます。
そのため、神経質になる必要はありませんが、サルモネラ菌による食中毒の発生を未然に防ぐためにも、以下の方法を実践して安全に卵を食べられるようにしましょう。
卵の選び方
産卵日や賞味期限を確認し、卵はきれいでひび割れのない、新鮮なものを購入しましょう。※卵にヒビ割れがある場合、割れたところから卵の殻に付着したサルモネラ菌が内部に入り込む可能性があります。
卵の保存方法
持ち帰った卵は、すぐに冷蔵庫で保存しましょう。
サルモネラ菌が増殖しないよう。冷蔵庫の温度は4°C以下で維持することが重要です。
賞味期限を過ぎた卵
賞味期限を過ぎた卵は生で食べるのを避け、卵は黄身と白身が固まるまで、十分に加熱調理をしましょう。
衛生予防
卵を調理する前に、調理スペースや手を清潔に保ち、卵に触れた調理の前後は、手をよく洗いましょう。手洗いはサルモネラ菌の感染予防にとても大切です。
また、調理する器具(包丁、まな板など)は、生肉や生卵とは別に保管し、他の食材との交差汚染を避けましょう。
まとめ
この記事では、サルモネラ菌と卵の関係性をご紹介してきました。ここで重要なポイントをおさらいしましょう。
- 卵にサルモネラ菌がいる確率はほんのごくわずか。
- サルモネラ菌の増殖を抑えるためには、冷蔵庫での温度管理が大切。
- 卵は新鮮なうちに、賞味期限を過ぎたら十分加熱調理をしましょう。
- 調理の際は、小まめな手洗いと調理環境を清潔に保ちましょう。
みなさんも正しい知識でサルモネラ菌の食中毒を防ぎましょう。
大熊養鶏場では、高床式のケージ飼を採用し、虫やフンなどを誤って食べないよう快適な環境で鶏の健康管理を行っております。
養鶏場は常に清潔に保っているのでサルモネラ菌の繁殖が起きにくい飼育環境です。
子供や卵が苦手な人でも食べやすい、生食にも適した新鮮な「かっぱの健卵」をぜひご賞味ください。
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