【中期】離乳食の卵レシピ7選!アレルギー対策・冷凍保存も解説

「赤ちゃんの全卵デビューはいつから?」「離乳食中期におすすめの卵レシピは?」と、卵に関する疑問を抱えているママも多いのではないでしょうか。

生後7〜8ヶ月頃の赤ちゃんは、乳歯が生え始め、舌と上あごですりつぶせるようになる時期です。

離乳食も初期から中期へ移行し、1日2回の食事にも慣れ、食べられる食材や量が増えていきます。

成長期の赤ちゃんのことを考え、栄養価が高い卵を取り入れたい一方で、「食物アレルギーが心配でなかなか踏み出せない…」と悩むママも少なくありません。

そんなお悩みを抱えるママのために、鮮度にこだわるブランド卵「かっぱの健卵」を生産する大熊養鶏場が、離乳食中期におすすめの卵のレシピをお届けします。安心・安全な卵の進め方や、忙しいママに嬉しい冷凍保存方法も紹介します。

ぜひ毎日の離乳食作りに、ご活用ください。

離乳食中期におすすめの卵レシピ7選

ここからは、離乳食中期におすすめの卵レシピを7つ紹介します。どれも簡単に作れるレシピばかりなので、ぜひ参考にしてください。

離乳食中期の卵の進め方

  • 離乳食中期に与える卵の分量は、1回の食事につき卵黄1個分、または卵白も含めた1/3個が目安です。
  • 卵黄1個分に慣れたら、固ゆでの卵白をごく少量(耳かき1杯程度)から始め、2杯・3杯と与える分量を増やしていきましょう。

1. 茹で卵黄のマッシュ

材料(作りやすい分量)

  • 卵 1個
  • だし汁 適量

作り方

  1. 鍋に卵と、卵がかぶるくらいの水を入れて加熱し、沸騰してから20分ほどゆでる
  2. ゆであがった卵の殻を剥き、卵黄だけを取り出す
  3. 卵黄にだし汁を加えて潰し、食べやすい硬さ・形状になったら完成

2. 卵黄と野菜のペーストミックス

材料(作りやすい分量)

  • 固ゆでした卵黄 1個
  • ほうれん草(柔らかくゆでたもの) 10g
  • 湯 適量

作り方

  1. すり鉢に、卵黄とほうれん草を入れすり潰す
  2. 湯を加えながら固さを調整して完成

3. 卵入りおかゆ

材料(1食分)

  • 溶き卵 15g
  • 7倍がゆ 50g
  • だし汁 大さじ2

作り方

  1. 鍋にだし汁を入れて火にかけ、沸騰したら溶き卵を入れて、中までしっかり火を通す
  2. 器に7倍がゆを盛り、(1)をのせて完成

4. 卵チャーハン

材料(作りやすい分量)

  • 卵 1個
  • 鶏ひき肉(むね肉・お湯でゆでたもの) 10g
  • ご飯 80g(大人茶碗1/2杯ほど)
  • ツナ缶(ノンオイル) 1/2缶
  • だし汁 100cc

作り方

  1. 深めの耐熱容器にすべての材料を入れて、ふんわりとラップをかけてから600Wのレンジで2分半ほど加熱する
  2. 途中で取り出しよく混ぜてから、追加で1分加熱し、全体に火が通ったら完成

※様子を見ながら、10秒ずつ追加で加熱してください。

5. 全卵を使ったやさしい茶碗蒸し

材料(作りやすい分量)

  • 卵 1個
  • だし汁 150cc
  • お好みの野菜(柔らかく煮たもの) 10g

作り方

  1. ボウルに卵を割り入れて溶きほぐし、だし汁を加えてさらに混ぜる
  2. 深めの耐熱容器に野菜を入れて、(1)をザルなどでこしながら流し入み、ふんわりとラップをかけて600Wのレンジで5分ほど加熱する
  3. 中まで火が通るよう、様子を見ながら10秒ほど追加で加熱し、粗熱がとれたら完成

ポイント

このレシピは、全卵に慣れ、完了期に移行する赤ちゃんにおすすめのレシピです。

具材に入れる野菜は、にんじん・ほうれん草・かぼちゃなど、お好みのものを用意してください。

6. 卵としらすのとろとろ

材料(1食分)

  • 卵黄 1個
  • しらす(塩抜きしたもの) 小さじ2
  • だし汁 大さじ2
  • 片栗粉 小さじ1/2

作り方

  1. しらすは細かく刻み、卵黄はよく溶きほぐす
  2. 鍋にだし汁と片栗粉、しらすを入れて混ぜ、火にかける
  3. (2)が沸騰したら、卵黄を加え、軽くかき混ぜる
  4. 全体に火が通り、とろみがついたら完成

7. 冷凍卵ペーストの使い回しレシピ

①卵とじゃがいものサラダ

ボウルに卵黄ペースト、ゆでたじゃがいも、ヨーグルト(無糖)を、それぞれ大さじ1ずつ入れ、混ぜ合わせて完成。

②卵のパンがゆ

鍋に野菜スープ(大さじ1)、8枚切り食パン(1/4枚)を入れて柔らかくなるまで煮込む。

器に盛り付け、卵黄ペースト(1/2個)をのせて完成。

③ほうれん草の卵黄和え

柔らかくゆでたほうれん草(10g)をみじん切りにし、卵黄ペースト(小さじ1)で和えれば完成。

卵レシピをもっとラクにする冷凍&保存テク

大人用に比べ、量が少なく毎回の手作りが大変な離乳食。冷凍ストックしておけば、レンジで加熱するだけなので、育児に追われる毎日でもスムーズに準備できます。

以下では、毎日の離乳食作りの手間を省ける、卵の冷凍&保存のテクニックをご紹介します。

冷凍してもOKな卵レシピ

①ゆで卵

  1. 卵を20分ほど固ゆでし、殻を剥いたら卵黄のみを取り出す
  2. 卵黄を裏ごしし、1回分量ずつラップで包み、ジッパー付きの保存袋に入れてから冷凍保存する

②卵うどん

  1. みじん切りにしたうどん(3本ほど)と、だし汁(大さじ3)を鍋に入れて煮込む
  2. うどんが柔らかくなったら卵黄ペースト(小さじ1)を入れて煮込む
  3. 1回分量ずつ、製氷皿や密閉できる保存容器を使って小分けにし、冷凍保存する

解凍時の注意とアレンジ術

冷凍・解凍による食感の変化をなるべく抑え、安全に食べられるよう、加熱しすぎず、中までしっかり火を通すことが大切です。

解凍する際は、以下のポイントに注意してください。

  • 加熱しすぎない
  • ラップをふんわりかけて解凍する
  • 中までしっかり火を通す
  • 再冷凍はしない
  • 7日以内に使い切る

解凍する際は、600Wの電子レンジで30秒ほど加熱し、様子を見ながら10秒ずつ追加で加熱するようにしましょう。

途中でかき混ぜたり、食材の向きを変えたりしながら、必ず中までしっかり火を通すようにしてください。

レンジで解凍する際は、ラップは密着させず、ふんわりとかけるのがポイントです。密閉してしまうと内部に水蒸気がこもり、加熱ムラや加熱しすぎの原因につながります。

また、一度冷凍・解凍した料理は痛みやすいため、再冷凍するのはNG。

赤ちゃんは味に敏感で細菌への抵抗力もまだ弱いため、冷凍した離乳食は衛生面に配慮して、7日以内に目処に使い切るようにしましょう。

卵が苦手な赤ちゃんのための工夫とアレンジ

離乳食中期になると、卵をなかなか食べてくれない赤ちゃんもいます。その原因は、固さや大きさ、独特の風味かもしれません。

そんなときは、味や食感を少し変えてあげると食べてくれるかもしれません。以下では、卵が苦手な赤ちゃんのための工夫とアレンジ方法を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

味や食感の変化で食べやすく

だし汁や野菜スープでのばしたり、おかゆに混ぜたりすると、卵の風味が和らぎます。また、片栗粉をお湯やだし汁で溶いて卵料理に加えると、とろみがついて飲み込みやすくなるためおすすめです。

どうしても食べてくれない場合は、離乳食初期の卵レシピに戻ってみるのもひとつの方法です。無理に進めず、赤ちゃんの様子やペースに合わせて、ゆっくり慣れていけるようにしましょう。

他の食材と混ぜるおすすめ組み合わせ

卵はいろいろな料理に合わせやすい食材です。

ほかの食材と混ぜると味や食感が変わるため、卵が苦手な赤ちゃんでも食べやすくなります。以下のおすすめの組み合わせを、ぜひ試してみてください。

  • おかゆ
  • 野菜ペースト(にんじん・かぼちゃ・さつまいも)
  • 豆腐
  • 魚(たら・たいなどの白身魚)
  • スープ
  • ヨーグルト

卵アレルギーが心配なときの確認ポイント

卵は、牛乳・小麦とならぶ「3大アレルゲン」のひとつ。赤ちゃんの食物アレルギーの原因につながりやすい食材です。

以下では、安心・安全に卵を進めるためのポイントについて解説します。

初めてのときの与え方

卵アレルギーは卵黄よりも卵白、加熱したものよりも非加熱の方が症状を引き起こしやすいといわれています。そのため、卵は離乳食の段階に応じて少しずつ進めるようにしましょう。

離乳食の卵の進め方

時期与えられる部位分量の目安
離乳食初期(5〜6ヶ月)卵黄のみ耳かき1杯程度〜
離乳食中期(7〜8ヶ月)卵黄・卵白(耳かき1杯程度~)卵黄1個分、または全卵1/3個
離乳食中期(9〜11ヶ月)卵黄・卵白全卵1/2個

病院が空いている時間に挑戦しよう

万が一、アレルギー反応が出た場合にすぐ対応できるよう、卵は受診しやすい平日の午前中などに与えると安心です。

また、アレルギーは卵を食べてから15分以内に症状が現れる場合が多く、なかには2時間ほど経ってから反応する場合もあります。

アレルギー反応の症状はさまざまですが、皮膚や目のかゆみ、くしゃみ、鼻水、唇や舌の腫れなどが一般的です。これらの症状が食後2時間以内に現れた場合は、自己判断せず、かかりつけの医師に相談するようにしましょう。

注意

赤ちゃんに以下の様子が見られる場合には、命に関わる恐れがあるため、救急車を呼びましょう。

  • 呼吸が苦しそう(ヒューヒュー・ゼーゼーしている)
  • 意識がもうろうとしている
  • ぐったりしている

参考:群馬県ホームページ|動画・リーフレット「乳児期の食物アレルギー」

まとめ:卵の品質にこだわるならかっぱの健卵

ここまで、離乳食中期におすすめの卵レシピを紹介しました。

卵はアレルギーの原因となる代表的な食材です。そのため、離乳食で使う際はしっかり火を通した卵黄をごく少量ずつ与えるようにしましょう。

また、赤ちゃんのお世話で忙しいママは、冷凍ストックを上手に活用して、時短につなげるのがおすすめです。

ぜひ本記事で紹介したレシピや内容を参考に、毎日の離乳食作りに役立ててください。

離乳食を安心・安全に進めるためにも、新鮮な卵「かっぱの健卵」を取り入れてみませんか?

かっぱの健卵は、大熊養鶏場で製造している卵です。

大熊養鶏場では、化学物質や毒素を一切排除した餌と、清潔な飼育環境にこだわっています。

そんな大熊養鶏場で育った健康な鶏から産まれた卵は、生臭くなく赤ちゃんも安心して食べられます。

毎日の離乳食作りに安心・安全な食材を取り入れるためにも、ぜひ「かっぱの健卵」をお試しください。

かっぱの健卵の3つのこだわり

初めての方は10%OFF 初回限定お試しセット

お気軽にお問い合わせください

購入に際しての疑問や相談、ご不安などございましたら、お気軽にお問い合わせください。
メディア取材のご相談もお受けしております。

お問い合わせフォームはこちら