子どもが卵を食べない原因は?克服アイデアとおすすめレシピを紹介

「お子さんが卵を食べなくてお悩みではありませんか?」卵は、たんぱく質やビタミンなど、成長期の子どもにとって大切な栄養素がバランスよく含まれている食材です。
しかし、いざ食卓に出しても「いらない」とそっぽを向かれたり、口に入れても出してしまったりで頭を抱えている方も多いでしょう。
実は、子どもが卵を嫌がる理由はさまざまです。におい、食感、見た目、そして過去に「イヤな思いをした記憶」が原因になっていることも。
そこで本記事では、子どもが卵を食べない原因と、その克服に向けた食べさせ方の工夫やレシピ、さらに卵の代替食材について紹介します。
子供が卵を食べない原因は?

子どもが卵を食べない原因には、主に3つの理由が考えられます。まずは、ご家庭のお子さまに当てはまるものがないか、それぞれの理由をチェックしてみましょう。
卵の食感が苦手なケース
1つ目は、食感が苦手なケースです。トロッとした生卵や、モサモサしたゆで卵の黄身など、味よりも口に入れた時の卵特有の食感が受け入れられない子どももいます。
卵は調理方法によって食感が大きく変わるため、「ゆで卵は苦手だけど卵焼きなら好き」といったケースも少なくありません。この場合は、子どもの好みに合わせて調理法を変えると、食べてくれる可能性があります。
卵の匂いや味が苦手なケース
2つ目は、卵の匂いや味が苦手なケースです。例えば、卵特有の生臭さや魚のような匂い、ゆで卵の硫黄のような匂いを強く感じて、卵を食べたがらない子どももいます。
子どもの味覚は大人よりも敏感です。少しの違和感でも、強く感じてしまう場合があります。
なお、生卵特有の匂いは、卵黄に含まれる「トリメチルアミン」という成分が原因のひとつ。トリメチルアミンは、鶏の餌に使われる魚粉やなたね粕などから生成されます。
本来、トリメチルアミンは鶏の体内で無臭化されますが、多く含まれていると処理しきれず、卵に残ってしまう場合があります。子どもの食べない理由が、卵の匂いであれば、餌にこだわった卵を選ぶのがおすすめです。
また、ゆで卵の硫黄の匂いは15分以上と長時間ゆでると卵白のタンパク質が分解され、硫黄臭が発生しやすくなります。この匂いを抑えるには、ゆで時間を短めにする、ゆでたらすぐに冷水につけるなどの工夫がおすすめです。
アレルギーと勘違いしているケース(医師に相談を)
3つ目は、「アレルギーかもしれない…」という不安から、卵を食べなくなるケースです。
たとえば、体調が優れないときに卵を食べて下痢や嘔吐し、「卵アレルギーかもしれない」「体に合わないのでは」と心配になる場合があります。
体調不良時は消化機能が低下しているため、一時的に不調が起こりやすいもの。それがきっかけで、苦手意識やトラウマにつながる可能性も考えられます。
このような場合は、アレルギーだと自己判断せず、医師に相談することをおすすめします。
うちの子はどのタイプ?卵嫌い克服!タイプ別アプローチと食べさせ方レシピ

ここからは、卵を食べない原因別に卵嫌い克服アイデアを紹介します。ぜひお子さんの状況に合わせて試してみてください。
ただし、無理に食べさせるのは逆効果。ますます、卵が嫌いになってしまう可能性があります。焦らず、お子さんのペースに合わせて、少しずつ進めましょう。
食感タイプにおすすめ!ふわふわ・とろとろ・プルプルの卵料理
卵の食感が苦手なお子さんの場合は、卵の調理方法を変えてみるのがおすすめです。
例えば、生卵のドロッとした食感が苦手なら、ふわふわの卵焼きやオムレツなどの加熱調理、ゆで卵の黄身のモサモサ感が食べづらそうなら、茶碗蒸しやプリンなどプルプル食感の蒸し料理を試してみましょう。
ふわふわ食感のだし巻き卵
材料(2人分)
- 卵 2個
- 絹豆腐 1/2パック(150g)
- 顆粒和風だし 小さじ2
- 水 大さじ1
- 油 適量
作り方
- ボウルに絹豆腐を入れて、滑らかになるまで泡立て器でよく混ぜる
- (1)に卵、だし、水を加えて、しっかりかき混ぜる
- フライパンに油を入れて熱し、卵液を数回に分けて流し入れながら巻く
- すのこで巻いて形を整えてから、食べやすい大きさに切って完成
卵とわかめのふわとろスープ
材料(2人分)
- 卵 1個
- 乾燥わかめ 大さじ1
- 鶏がらスープの素 小さじ2
- (A)片栗粉 大さじ1/2
- (A)水 大さじ1
- 水 2カップ
- 塩こしょう 適量
作り方
- 卵はよく溶きほぐし、(A)を混ぜて水溶き片栗粉を作っておく
- 鍋に、水、鶏がらスープの素、わかめを入れて中火にかける
- 沸騰したら水溶き片栗粉をまわし入れ、とろみが付いたら溶き卵を入れ、ふんわり固まるまで加熱する
- 最後に塩こしょうで味を整えて、完成
プルプル食感の簡単茶碗蒸し
材料(2人分)
- 卵 1個
- 白だし 大さじ1
- 水 150cc
- お好みの具(鶏肉、かまぼこ、しいたけなど) 適量
作り方
- ボウルに卵、白だし、水を入れて良くかき混ぜ、茶こしなどを使って濾す
- 具材を細かく切る
- 1個ずつ仕上げる。耐熱性のカップに(1)と(2)の半量を入れ、ふんわりとラップをかけたら200Wの電子レンジで7分加熱する
- 様子を見ながら、具に火が通るまで追加で加熱したら完成
匂いや味タイプにおすすめ!風味を変える工夫
卵特有の匂いや味が苦手なお子さんには、調味料や食材を加えて、風味を変える工夫がおすすめです。子どもが「おいしい」と感じやすいのは、甘味・旨味・塩味のバランスがとれた味つけです。
例えば、砂糖を加えて甘く仕上げた卵焼きや、だしの風味がきいた茶碗蒸しは、卵の匂いやクセをやわらげてくれます。しいたけや鶏肉など、旨味を感じられる具材を加えると、より食べやすくなります。
また、子どもが好きなチーズやカレー味を取り入れてみるのもひとつの方法です。好みに合わせて、風味を変える調味料や好きな具材を上手に取り入れてみましょう。
子どもにおすすめの調味料・具材
- 和風だし
- マヨネーズ・ケチャップ
- チーズ
- 牛乳・豆乳
- 砂糖 など
卵を食べないからって心配しなくて大丈夫!栄養不足を補う代替食材と方法

「いろいろやってみたけど、どうしても卵を食べてくれない…」そんな時は、卵の代わりに栄養を補ってくれる食材を献立に取り入れてみましょう。
卵の主要栄養素をおさらいしよう
卵は「完全栄養食品」とも呼ばれるほど、さまざまな栄養素をバランスよく含んでいます。
卵Mサイズ(約60g)を2個使用した場合に含まれる主な栄養素は、次の通りです。
| エネルギー | 154kcal |
| タンパク質 | 12.5g |
| 糖質 | 0.3g |
| 脂質 | 10.5g |
| ビタミンD | 1.8μg |
| ビタミンB2 | 0.44mg |
| 鉄 | 1.8mg |
参照:JA全農たまご株式会社「たまごでどんな栄養が採れるの?」
タンパク質を補う食材
卵Mサイズ(約60g)2個あたりに含まれるたんぱく質は、約12.5gです。例えば、小学生に必要とされる1日あたりのタンパク質量は約30〜45gとされているため、卵2個でおよそ1/3をまかなえる計算となります。
なお、タンパク質は筋肉や皮膚、髪など体づくりに欠かせない栄養素。なかでも、卵に含まれるタンパク質は良質で、必須アミノ酸のバランスが非常に優れています。
卵の代わりに、タンパク質を補える代表的な食材は次の通りです。
| 食材 | 目安重量 | タンパク質量/g |
| 鶏ささみ(ゆで) | 1枚(40g) | 11.8 |
| ごまさば(切り身・焼き) | 1切れ(70g) | 21.8 |
| まいわし(切り身・焼き) | 1切れ(100g) | 25.3 |
| ひきわり納豆 | 1パック(40g) | 6.6 |
| 木綿豆腐 | 1/2パック(150g) | 10.5 |
参照:味の素株式会社「たんぱく質が多い食材を一覧表で紹介!効果的な摂取方法やおすすめレシピも」、森永製菓株式会社「タンパク質が多い食品を紹介。高タンパク食品を手軽に摂取!」、文部科学省「食品成分データベース」
ビタミンDや鉄分を補う食材
卵Mサイズ(約60g)2個あたりに含まれるビタミンDは1.8μg、鉄は1.8mgです。小学生の場合だと、1日あたりのビタミンDの推奨量は4.5〜8.0μg、鉄は6.5〜8.5mgとされているため、卵2個でそれぞれ約1/4〜1/5をまかなえます。
ビタミンDはカルシウムの吸収を助け、丈夫な骨や歯をつくるのに役立つ栄養素です。一方、鉄は体の調子を整える働きがあり、脳や神経、筋肉の正常な働きを支える重要な役割を果たしています。
どちらも現代の食生活では不足しがちな栄養素なので、成長期のお子さんには積極的に摂取したい栄養素のひとつです。
卵以外で、ビタミンD・鉄を補える代表的な食材は次の通りです。
【ビタミンDを多く含む食材】
| 食材 | 目安重量 | ビタミンD含有量/μg |
| まいわし(切り身・焼き) | 1切れ(100g) | 14.0 |
| にしん(身欠きにしん) | 1切れ(80g) | 40.0 |
| 紅鮭(切り身・焼き) | 1切れ(80g) | 30.4 |
| きくらげ(乾燥) | 6g | 5.1 |
| しいたけ(乾燥) | 2個(60g) | 10.2 |
【鉄を多く含む食材】
| 食材 | 目安重量 | 鉄含有量/mg |
| あさりの缶詰(水煮) | 1缶(65g) | 19.5 |
| かつお(切り身・生) | 80g | 1.5 |
| かたくちいわし(煮干し) | 15g | 2.7 |
| 豚レバー(ペースト) | 60g | 4.6 |
| 厚揚げ | 1/2枚(70g) | 1.8 |
参照:Varinos「ビタミンDを多く含む食材(食品)と含有量を一挙に紹介!」、森永製菓株式会社「「鉄」の食事摂取基準と多く含む食品を紹介!」、文部科学省「食品成分データベース
まとめ

子どもが卵を食べない理由は、味・におい・食感などさまざまです。中にはアレルギーではないものの、体調不良をきっかけに苦手意識をもってしまうケースもあります。
無理に食べさせるのではなく、子どものペースに合わせて、楽しく食べられる方法を見つけることが大切です。
どうしても食べられない場合は、たんぱく質・ビタミンD・鉄などを含む代替食材で栄養を補いましょう。本記事が、お子さんの食事づくりのヒントになれば幸いです。
卵を食べない子どもにお悩みの方には、「かっぱの健卵」がおすすめです。
かっぱの健卵は、北海道比布町(ぴっぷまち)にある大熊養鶏場で作られている卵。化学物質や毒素になるような飼料を徹底排除した安心・安全な餌にこだわっています。
そんな大熊養鶏場で生まれた卵は、プリっとしていて生臭さがないのが特徴。卵が苦手な方でも「食べられた!」との声が上がるほど好評です。子どもの卵嫌い克服の一歩として、ぜひ一度、かっぱの健卵を試してみてはいかがでしょうか。
かっぱの健卵の3つのこだわり





