オートミール卵かけご飯の栄養とレシピを養鶏場が解説!
白米と比べて糖質が控えめなオートミール。ダイエットや健康面への効果が期待できることから、人気となっている健康食品のひとつです。そんなオートミールに卵をかけて食べるオートミール卵かけご飯が、最近話題になっていることをご存知でしょうか。
今回は卵のスペシャリストである大熊養鶏場が、オートミール卵かけご飯の栄養とレシピを詳しく解説します。オートミール卵かけご飯を食べると、健康面でどのような変化があるのかなどをしっかりとチェックしておきましょう。
オートミール卵かけご飯の栄養
そもそもオートミールとは、オーツ麦を食べやすく加工したシリアルのこと。糖質が低いことから、ダイエットや健康面を気にする方に親しまれている食材です。ここでは、オートミールと白米との比較に加え、オートミールに卵をかけて食べるオートミール卵かけご飯の栄養をご紹介します。
白米との比較
オートミールはGI値が低いため、血糖値の上昇を抑えられるという特徴があります。白米のGI値が88であるのに対し、オートミールのGI値は55。これは、食パンなどの他の主食と比べても低い数値を示しています。そのため、食べても脂肪になりにくいのが特徴です。
栄養
オートミールには、食物繊維やたんぱく質、ビタミン、ミネラルなどのたくさんの栄養素が含まれています。特に腸内環境を改善する効果が期待できる食物繊維は、オートミール100gあたり9gも含まれているのが特徴。白米100gあたりの食物繊維が0.5gとなっているので、およそ20倍の数値となっていることがわかります。
一方、卵かけご飯で使う卵1個(50g)には、たんぱく質やビタミン、カルシウム、鉄など人間の健康を維持するために必要な栄養素がたくさん含まれているのです。特にたんぱく質が豊富で、アミノ酸スコアの高い良質なたんぱく質が6.2gも入っています。
カロリー
オートミール100gあたりのカロリーは380kcalです。しかし、オートミールはもともと水で戻して食べる食材。そのため、一食分の量は30gが目安です。つまり、30gで考えると、そのカロリーは114kcalとなります。それに対して、卵1個分のカロリーは76kcalです。オートミールと卵を合わせても190kcalにしかなりません。
一方、ごはん茶碗一杯分の卵かけご飯の一般的なカロリーは374kcalだといわれているので、オートミール卵かけご飯とは180kcal以上の差があることがわかります。
実際はオートミール卵かけご飯に醬油やめんつゆなどをどれくらいかけるかで変わってきますが、オートミールと卵を合わせても200kcalを超えないことから、オートミール卵かけご飯がかなりカロリーが低いことがわかるでしょう。
オートミール卵かけご飯の作り方
低カロリーでありながら、栄養も十分に摂れるオートミール卵かけご飯。まずは、トッピングに醤油のみを使った一般的なオートミール卵かけご飯の材料と作り方をご紹介します。
材料
- オートミール(30g)
- 水(50cc)
- 卵(1個)
- 醤油(適量)
作り方
- 耐熱ボウルなどにオートミールと水を入れ、電子レンジ500Wで1分加熱する
- 加熱したオートミールを菜箸などでしっかりとほぐす
- ほぐしたお茶碗にオートミールを入れ、卵を割り入れる
- 3に醤油を適量たらし、よく混ぜたら完成
オートミール卵かけご飯のアレンジ3選
普通の卵かけご飯にもたくさんのアレンジレシピがあるように、オートミール卵かけご飯もアレンジ次第でさまざまな味に変化します。ここでは、オートミール卵かけご飯のアレンジレシピをいくつかご紹介しますので、気になったものがあればぜひ試してみてくださいね。
1.満足感たっぷり!焼き肉のたれオートミール卵かけご飯
定番の醤油をかけたオートミール卵かけご飯に飽きてしまった場合は、醤油の代わりに焼き肉のたれをかけてみてはいかがでしょうか。焼肉のたれはもともと濃いめのしっかりとした味付けがされているので、一口食べるだけでも十分な満足感が得られます。アクセントに、焼き海苔をまぶすのもおすすめです。
- 耐熱ボウルなどにオートミールと水を入れ、電子レンジ500Wで1分加熱する
- 加熱したオートミールを菜箸などでしっかりとほぐす
- ほぐしたお茶碗にオートミールを入れ、卵を割り入れる
- 3に焼き肉のたれを適量たらし、よく混ぜる
- トッピングにちぎった焼き海苔をまぶしたら完成
2.ピリッと辛くておいしい!明太チーズオートミール卵かけご飯
オートミール卵かけご飯には、明太チーズのトッピングもよく合います。明太子のピリッとした辛さがクセになりますし、ご飯の温かさでほんのり溶けたチーズが食欲をかきたててくれますよ。
- 耐熱ボウルなどにオートミールと水を入れ、電子レンジ500Wで1分加熱する
- 加熱したオートミールを菜箸などでしっかりとほぐす
- ほぐしたお茶碗にオートミールを入れ、卵を割り入れて、さらによく混ぜる
- 再度電子レンジで20秒ほど加熱する
- 4にお好みの量のしょうゆをたらし、軽く混ぜる
- 細切りチーズと、ほぐした明太子を適量乗せれば完成
3.絶妙な塩気がたまらない!塩昆布オートミール卵かけご飯
塩昆布を乗せた塩昆布オートミール卵かけご飯。ほどよい塩気が卵によく絡み、食欲をそそり、箸が止まらなくなりますよ。最後にたらすごま油の風味も相まって、それぞれの素材の味をしっかりと引き立ててくれるのが特徴です。
- 耐熱ボウルなどにオートミールと水を入れ、電子レンジ500Wで1分加熱する
- 加熱したオートミールを菜箸などでしっかりとほぐす
- ほぐしたお茶碗にオートミールを入れ、卵を割り入れる
- 3に塩昆布を乗せ、ごま油をたらし、よく混ぜれば完成
まとめ
今回はオートミールを使った卵かけご飯の栄養や作り方、アレンジレシピをご紹介しました。オートミールは白米と比べても、食物繊維やたんぱく質が豊富なのでダイエットや健康にも効果的です。
醤油をかけて食べるオートミール卵かけご飯でも十分美味しいですが、トッピングやかけるものを変えるだけで味もガラッと変わるので、お好きな食べ方で試してみてはいかがでしょうか。
卵かけご飯は、使う卵によって味が異なります。北海道・比布町にある大熊養鶏場のかっぱの健卵は、濃厚な味わいでありながら、生臭くないのが特徴。ニワトリたちのエサにもこだわり、動物本来の体に宿る自然の高い栄養素を最大限引き出しています。卵かけご飯にもぴったりな卵なのでこの機会にぜひご購入ください。