養鶏場が解説!安い卵と高い卵の違いは鶏の育て方にあった!
通販などで時々目にする高級な卵。スーパーで売られている一般的な卵との違いはなんなのか、ふと疑問に思ったことはありませんか?
実は、鶏の育て方の違いに目を向けることでその疑問が解消されます。
なぜなら卵の品質は、鶏の飼育環境や食べてる餌が大きく影響しているからです。
ここでは、創業から50年以上の歴史を持つ養鶏場が、安い卵と高い卵の違いについて解説します。
卵の品質が異なる理由を知ることで、より健康のために選ぶべき卵の基準がわかるのでぜひ最後までご覧ください!
安い卵と高い卵の違いはある?
安い卵と高い卵の違いは以下の5つに分けられます。それぞれ確認していきましょう。
- 育て方
- 鶏が食べている餌
- 卵の殻がしっかりしている
- 黄身や白身の弾力
- 味わいがかなり違う
育て方
養鶏場の主な飼育方法は、平飼い、放し飼い、ケージ飼いの3つに分けられます。
スーパーなどで売られている安い卵は、たくさんの鶏たちを低コストで管理ができるケージ飼いの鶏から産まれていることが一般的。日本の鶏たちの約90%以上はこの方法で飼育されています。
これに対して、高級卵として知られるブランド卵は、広大な土地で平飼いや放し飼いされた、鶏舎の中を自由に動き回ることができる鶏が産んでいます。自然環境に近い鶏の本来の生活ができるようにする中で、フンの処理などの衛生面の管理や遊び場などにコストがかかり、生産効率も悪いので価格が高くなります。
それぞれの飼育方法ごとに良い面がありますが、一番は健康的な鶏を育てるためにストレスのない、清潔快適な環境で育てられているかがポイントになります。
鶏が食べている餌
安い卵の鶏の餌には、大量生産のため工場で添加物などと配合された飼料や遺伝子組み換えのトウモロコシが含まれています。
一方、高級卵を産む鶏の餌には、無農薬の牧草や緑の野菜、砕米、米ぬかなどの自家配合の餌が与えられ、科学物質を使用していない安全な飼料で育てられています。
人も普段口にするもので自分の体を作っているのと同じように、鶏も食べる餌によって卵の品質に大きく影響します。
卵の殻がしっかりしている
卵の殻の固さは、鶏の年齢、飲む水の量、餌に含まれるカルシウムによって決まります。
若くて健康な鶏に、気候の変動に合わせた適切な水分量を与え、餌の栄養バランスの管理が行き届いている卵は、しっかりとした殻になります。
黄身や白身の弾力
高い卵を割ってみると、黄身の色は赤みの強いオレンジ色をしています。安い卵よりも、卵自体の大きさは同じでも、黄身の大きさが大きいのが特徴です。
また、黄身にも白身にもプリッとした張りがあり輪郭がしっかりとしています。
一般的な卵は水分が多いため、手で掴むことはできませんが、高級卵の黄身は手で掴めるほど弾力に違いがあります。
味わいがかなり違う
安い卵と高い卵の違いはなんといってもその味わいに表れます。一般的な卵を食べた時に時々感じる独特なクセや生臭さはやはり高級卵にはなく、甘みと濃い味が特徴です。
その違いは生で食べると歴然です。
「かっぱの健卵」は健康を一番に考える卵
安い卵と高い卵の品質の違いには、鶏がどんな餌を食べているかが大きく影響しています。
高級な卵は希少な鶏を飼育することで、いくらでも高くなってしまいますが、たまに食べるのでは本当の意味での健康を維持できません。
大熊養鶏場では、安心安全な卵の製造に向けて、食べる方の健康への追求は妥協せず、できるだけ手の届く範囲の価格で販売をしております。
毎日食べるものだからこそ、健康を一番に考えた卵を食べて欲しい。そんな思いで生まれた「かっぱの健卵」のこだわりをぜひご覧ください。
かっぱの健卵 3つのこだわりまとめ
今回は安い卵と高い卵の違いについて解説しました。高級な卵は平飼いや放し飼いで、より自然に近い、鶏の本能通りに動き回れる環境で育てられています。
また、飼料にもコストをかけ、科学物質を使用していない安全な餌を食べることが、高品質な味わい深い卵に繋がります。
まずは、その違いを体感するためにも「かっぱの健卵」を試してみてはいかがでしょうか。
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