安い卵と高い卵の違いは「鶏の育て方」!値段・栄養・味を養鶏場が解説
通販などで時々目にする高級な卵。スーパーで売られている一般的な卵との違いはなんなのか、ふと疑問に思ったことはありませんか?
実は、鶏の育て方の違いに目を向けることでその疑問が解消されます。
なぜなら卵の品質は、鶏の飼育環境や食べてる餌が大きく影響しているからです。
ここでは、創業から50年以上の歴史を持つ「大熊養鶏場」が、安い卵と高い卵の違いについて解説します。
卵の品質が異なる理由を知ることで、より健康のために選ぶべき卵の基準がわかるのでぜひ最後までご覧ください!
安い卵と高い卵の違いはある?
安い卵と高い卵の主な違いを確認していきましょう。
まずは全体像を一目で把握できるよう、比較表にまとめました。
安い卵と高い卵の違いを比較
| 比較項目 | 安い卵(一般的な卵) | 高い卵(ブランド卵・高級卵) |
|---|---|---|
| 主な飼育方法 | 生産効率を高めやすいケージ飼いが多い | 平飼い・放し飼いのほか、衛生管理を徹底したケージ飼いもある |
| 鶏の餌 | 一般的な配合飼料 | 天然由来・自家配合のこだわり飼料 |
| 見た目・弾力 | 水分が多め | 黄身・白身にプリッとした張りがある |
| 味わい | 時に特有のクセを感じることも | 生臭さが少なく、甘みやコクが強い |
| 栄養価 | 卵としての基本栄養素を網羅 | 餌に応じて特定の栄養(ビタミン等)が強化 |
| 価格の理由 | 大量生産によるコスト削減 | 手間、資材、衛生管理への投資 |
育て方
養鶏場で採用されている主な飼育方法には、ケージ飼い、平飼い、放し飼いがあります。
一般的に、ケージ飼いは限られたスペースで多くの鶏を管理しやすく、卵を効率的に生産できるため、価格を抑えやすい飼育方法です。
一方、平飼いや放し飼いは、鶏が動き回れるスペースを確保する必要があり、土地や設備、衛生管理などにコストがかかるため、卵の価格が高くなる傾向があります。
ただし、「高級卵だから平飼い」「ケージ飼いだから品質が低い」とは限りません。卵の品質や価格は、飼育方法だけでなく、与える餌や鶏の健康管理、鶏舎の衛生状態、温度・湿度の管理など、さまざまな要素によって変わります。
大熊養鶏場では、高床式のケージ飼いを採用しています。フンをこまめに回収できる設備を整え、季節に応じて鶏舎内の温度や湿度を調整することで、鶏が清潔で快適に過ごせる環境づくりに努めています。
卵を選ぶ際は、飼育方法の名称だけで判断するのではなく、鶏の健康を考えた餌が与えられているか、鶏舎が清潔に保たれているかなど、養鶏場の取り組みにも目を向けてみましょう。
鶏が食べている餌
一般的な卵の生産では、トウモロコシや大豆かすなどに、鶏の成長や産卵に必要な栄養を配合した飼料が広く使われています。使用する原料や配合内容は養鶏場によって異なり、価格が安いからといって、餌の安全性が低いわけではありません。
一方、ブランド卵の中には、米や野菜、海藻、酵母などを独自に配合し、卵の風味や黄身の色、特定の栄養成分に特徴を持たせているものがあります。こうした飼料は原料の選定や配合にコストがかかるため、卵の価格にも反映されることがあります。
鶏が食べる餌は、黄身の色や風味、一部の栄養成分に影響する要素です。卵を選ぶ際は、価格だけでなく、どのような考え方で餌が選ばれているかにも注目してみましょう。
卵の殻の強さ
卵の殻の強さには、鶏の年齢や鶏種、健康状態、餌に含まれるカルシウムなどの栄養、暑さをはじめとした飼育環境など、さまざまな要素が関係しています。
そのため、「高い卵ほど殻が丈夫」と一概にはいえません。価格にかかわらず、鶏の健康状態を確認しながら、成長段階や季節に合わせて餌や飼育環境を適切に管理することが、卵殻の品質を保つうえで重要です。
大熊養鶏場でも、鶏の健康を第一に考え、季節に応じた鶏舎環境や餌の管理を行っています。
黄身や白身の色・張り
黄身の色は、卵の価格ではなく、主に鶏が食べている餌によって変わります。例えば、パプリカやマリーゴールドなどを餌に配合すると赤みが強くなり、米を多く与えると淡い色になることがあります。黄身の色が濃いからといって、必ずしも鮮度や栄養価が高いとは限りません。
また、黄身や白身の張りには、産卵してからの経過時間や保存温度などが大きく関係します。鮮度の高い卵は、濃厚卵白が高く盛り上がり、黄身も輪郭を保ちやすい傾向があります。
ブランド卵の中には、集卵から出荷までの時間や温度管理にこだわり、鮮度の高い状態で届けるための工夫をしているものもあります。見た目の違いを比べる際は、価格だけでなく、採卵日や保存状態にも注目しましょう。
味わい
卵の味わいや香りは、鶏に与える餌や品種、鮮度、保存状態などによって変わります。また、コクや甘み、生臭さの感じ方には個人差があるため、「安い卵は生臭く、高い卵は濃厚」と一概にはいえません。
ブランド卵の中には、独自の飼料を与えたり、採卵後の鮮度管理を徹底したりすることで、卵特有のにおいを抑え、コクのある味わいを目指しているものがあります。
卵そのものの風味を比べたい場合は、卵かけご飯や半熟卵など、味付けの少ない食べ方がおすすめです。
安い卵にデメリットはある?
「安い卵は体に悪いのでは?」と心配する方もいるかもしれません。しかし、日本で流通している卵は、価格にかかわらず、衛生管理や食品表示に関するルールを守って生産・販売されています。そのため、安い卵でも基本的には安全に食べられます。
ただし、卵の価格にかかわらず、食中毒のリスクが完全になくなるわけではありません。購入後は冷蔵庫で保存し、生で食べる場合は表示された賞味期限を守り、ひび割れた卵や賞味期限を過ぎた卵は十分に加熱しましょう。
卵の価格には、生産規模や飼育方法、飼料、品質管理、包装、流通など、さまざまなコストが影響します。ブランド卵を選ぶメリットは、安全性の優劣というよりも、鶏の健康に配慮した飼育管理や独自の飼料、鮮度、風味など、商品ごとのこだわりを選べる点にあります。
高い卵は栄養価も高い?
卵は価格にかかわらず、たんぱく質や脂質、ビタミン、ミネラルなどを含んでいます。そのため、価格が高い卵ほど、すべての栄養素が多く含まれているとは限りません。
一方、ブランド卵の中には、鶏に与える餌を工夫することで、ビタミンEやビタミンD、DHA、アスタキサンチンなど、特定の栄養成分に特徴を持たせた商品があります。ただし、強化されている成分や含有量は商品によって異なります。選ぶ際は、パッケージや公式サイトに掲載された栄養成分表示を確認しましょう。
高い卵の価格には、栄養成分だけでなく、飼料の原料や鶏の健康管理、衛生設備、鮮度を保つための流通などにかかるコストも反映されています。
「かっぱの健卵」は健康を一番に考える卵
安い卵と高い卵の品質の違いには、鶏がどんな餌を食べているかが大きく影響しています。
大熊養鶏場では、安心安全な卵の製造に向けて、食べる方の健康への追求は妥協せず、できるだけ手の届く範囲の価格で販売をしております。
毎日食べるものだからこそ、健康を一番に考えた卵を食べて欲しい。そんな思いで生まれた「かっぱの健卵」のこだわりをぜひご覧ください。
かっぱの健卵の3つのこだわりまとめ
安い卵と高い卵の違いは、飼育方法だけで決まるものではありません。鶏に与える餌や健康管理、鶏舎の衛生状態、鮮度管理、流通方法、特定の栄養成分を強化するための取り組みなど、複数の要素が価格に反映されています。
また、「高い卵だから平飼い」「ケージ飼いだから品質が低い」とも限りません。価格にかかわらず、鶏の健康や鶏舎の衛生に配慮し、丁寧に生産されている卵があります。
卵を選ぶときは、価格や飼育方法の名称だけでなく、養鶏場がどのような餌を与え、どのように鶏の健康や鮮度を管理しているかを確認することが大切です。
大熊養鶏場では、鶏の健康を第一に考えた餌と飼育環境にこだわり、「かっぱの健卵」を生産しています。毎日食べる卵だからこそ、生産者の考えや取り組みまで知って選びたい方は、ぜひそのこだわりをご覧ください。






