卵の産地による違いって?生産量が多い地域ランキングもあわせて紹介!

「卵は産地によって品質が違うの?」そんな疑問を抱えている方も多いでしょう。

野菜や果物の産地はよく聞くものの、卵は地域ごとの違いがあるのか気になりますよね。実は、卵の品質は地域ではなく、餌の内容や飼育方法が関係しています。

今回は、卵の産地や生産量について詳しく解説します。卵選びで迷っている方やもっと美味しい卵を探したい方は、ぜひ参考にしてください。

卵の産地による違いは?

卵の品質は鶏の餌や飼育方法によって大きく左右されます。特に、スーパーの特売でよく見かける一般的な卵と、生産者のこだわりが詰まったブランド卵とでは、味や風味に明確な違いがあります。

中でも、鶏が食べる餌の内容は、卵の風味や食感、栄養価に大きな影響を与える要素のひとつです。なお、餌の種類は、配合飼料と自家配合飼料の2つに分かれます。

配合飼料

穀類や植物性の油かすなどの原材料を配合した家畜用の飼料のことで、飼料メーカーからさまざまな製品が市販されています。配合設計に基づいて作られているため、栄養価にバラつきがなく、保存性が高い点がメリット。多くの養鶏場で取り入れている餌です。

自家配合飼料

生産者が独自のレシピで配合した家畜用の飼料のことで、各養鶏場が経験や知識をもとに工夫を重ねて開発しています。生産者のこだわりや目指す卵によって、配合する餌の原材料が異なります。

また、卵の品質に直接関係する点ではないものの、飼育方法も着目しておきたいポイントです。鶏の飼育方法は、ケージ飼い・平飼い・放し飼いの3パターンに分かれており、それぞれに特徴やメリットがあります。

ケージ飼い

金属製のケージの中で飼育する方法で、個体ごとの管理がしやすいほか、ベルトコンベアによる自動給餌やフンの処理、産卵された卵の自動回収ができるのが特徴です。

衛生的で人の手間も少なく、大量生産に適しているため、卵の価格を抑えられるのがメリットです。現在、日本の養鶏場の90%以上がこのケージ飼いを採用しています。

平飼い

鶏たちをケージに入れず、鶏舎の中で自由に動き回れる状態で飼育する方法です。砂遊びをしたり羽ばたいたりと、自然に近い状態でストレスなく過ごせるため、健康な鶏に育ちやすいと言われています。

ケージ飼いと異なり、衛生管理や手間がかかるため卵の価格は高めですが、高品質な卵を求める方に人気があります。なお、平飼いは、農林水産省が定める地鶏の条件のひとつでもあります。

放し飼い

放し飼いとは、鶏が屋外と鶏舎を自由に行き来できる飼育方法で、日中の多くを屋外で過ごすことが一般的な条件とされています。山間部や川沿いなど、自然に近い環境で飼育されている点も特徴です。

ただし、近年は鳥インフルエンザの影響により、放し飼いを控える養鶏場が増加しています。

卵の生産量が多い地域ランキング

農林水産省が公表するデータによると、令和6年度の鶏卵の生産量は、鹿児島県が7.4%と最も多く、次いで千葉県が6.2%、茨城県が5.7%でした。

鹿児島県は温暖な気候と広大な畑地に恵まれ、畜産業が全国有数の規模に発展しています。

茨城県は古くから養鶏業が盛んで、鹿児島県とともに全国トップクラスの生産地です。さらに、関東の飼料工場は茨城県の来栖市に集中しており、輸送面での利便性にも優れています。

千葉県は東京という大消費地に近いだけでなく、平坦な地形や温暖で安定した気候など、養鶏に適した環境が整っています。

ただし、いずれの地域も国内シェアが10%を超えることはなく、卵は全国各地で広く生産されています。

また、卵は長距離輸送に不向きなため、地域ごとの供給が重視されており、鶏卵の自給率は96%と非常に高く、卵の消費量も世界第2位にのぼります。

こうした背景から、日本の卵の産地は広く「地産地消」のかたちで流通していると言えます。

参照:農林水産省|令和6年鶏卵流通統計調査結果 P2

全国各地の卵を楽しみたいなら通販という選択肢も

卵は全国各地で生産されており、産地ごとの味の違いを楽しみたいと考える方も多いのではないでしょうか。

実は、卵は通販でも購入できることをご存じでしたか?

通販なら、各地の養鶏場から産地直送で届けられるため、採れたてのような新鮮な卵を自宅で味わえます。

鶏の品種や飼料、飼育環境によって、風味や色、食感に違いがあるため、食べ比べを楽しむのもおすすめです。

お取り寄せで普段とはひと味違う卵を、自宅で気軽に味わってみてはいかがでしょうか。

卵好き必見!北海道産で生産された卵の通販サイト8選をご紹介します

まとめ

ここまで、卵の産地について詳しく解説しました。

卵は産地よりも、餌や飼育方法によってさまざまな特徴が生まれます。また、卵の生産量は鹿児島県・茨城県・千葉県がトップクラスですが、日本の全国各地で生産者のこだわりが詰まった卵が作られています。

そんな産地ごとの卵を楽しみたいなら、通販でのお取り寄せをチェックしてみてください。産地直送なので、自宅に居ながら普段ではなかなか手に入らない地域の卵を新鮮な状態で気軽に楽しめます。

北海道の卵が気になる方は、通販で全国からお取り寄せ可能、自販機もある「かっぱの健卵」をぜひお試しください。

「かっぱの健卵」は北海道比布(ぴっぷ)町にある大熊養鶏場で作られているブランド卵です。

大熊養鶏場では、化学物質や毒素を一切排除した自然由来の餌と、清潔な飼育環境にこだわっています。

そんな大熊養鶏場の鶏から生まれた卵は、驚くほど生臭くなく、プリっとしています。ぜひこの機会に、「かっぱの健卵」をご自宅で楽しんでみてはいかがでしょうか。

かっぱの健卵の3つのこだわり

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