卵かけご飯は危険?食べても安全な理由をこだわり卵の養鶏場が徹底解説!
みなさんは卵かけご飯はお好きですか?
「あつあつのご飯に生卵をかけて食べる」というシンプルな調理法ですが、卵本来の味を楽しめる一番美味しい食べ方です。
そんな卵かけご飯ですが、「食べると危険」と言われることもあるようです。
それは一体どうしてなのでしょうか?
卵かけご飯が危険と言われる理由は「サルモネラ菌」
卵かけご飯が危険と言われる最大の理由は、生卵を食べたことによる「食中毒」が原因です。
卵には、サルモネラ菌という細菌が付着していることがあり、サルモネラ菌が付着している卵を口にすることによって、食中毒が引き起こされます。
ですがご安心ください。実は卵にサルモネラ菌がいる確率はほんのごくわずかで、その確率は0.003%程度といわれてます。
卵の食中毒を避けるには、暑い夏場はもちろんのこと、それ以外の季節も冷蔵庫保存を忘れず徹底しましょう。
さらに、サルモネラ菌は熱に対する抵抗性が弱いので、賞味期限を過ぎた卵は加熱調理することにより食べることができますが、なるべく賞味期限内の消費をおすすめします。
実は卵かけご飯を食べるのは日本だけ
海外の人に日本人が生の卵を食べるというと驚かれるという話を聞いたことがあるかもしれません。というのも、海外では卵は火を通して食べるのが当たり前なんだそう。
サルモネラ菌は加熱することで死滅するため、黄身まで茹でたり焼いたりといった「加熱調理」が前提となっています。
日本で生の卵を食べているのは、「安全だから」!
日本の卵が安心して食べられるのはどうしてなのでしょうか?
その秘密は、日本の卵の衛生管理にあります。
日本では卵を生で食べることを前提として衛生管理を行っています。
日本の卵の安全がどのように守られているのかを、簡単に見てみましょう。
〇 養鶏場で鶏や卵がサルモネラ菌に感染しないように衛生管理をしている
↓
〇 鶏卵を選別・包装するGPセンターでも衛生対策を行っている
(洗浄・滅菌処理、サルモネラ菌に感染していないか徹底した検査をクリアした卵)
↓
〇 品質をクリアした安全な卵が市場に流通する
このように、日本では卵の品質管理を徹底して行っているため、サルモネラ菌が付着している確率が極めて低く、卵かけご飯を食べて食中毒になる確率も低いと言えるのです。
卵かけご飯を安心して楽しむポイント
海外では食べない
そもそも、海外には卵を生で食べるという習慣がないため、流通している卵は生食に適していないのです。
海外で卵かけご飯を食べるのは、食中毒になるリスクが非常に高くなります。旅行で海外に出かけたり、住むことになった場合は注意しましょう。
卵は洗わない
卵は洗わないほうが鮮度が保たれる食品です。卵を水で洗うと、卵の表面にあるクチクラ層が壊され、気孔からも雑菌が侵入しやすくなります。
どうしても汚れが気になる場合はキッチンペーパーなどでやさしく拭くようにして、洗わないようにしましょう。
買った卵はすぐ冷蔵庫で保管する
低温環境で保管することで、サルモネラ菌の増殖を防ぐことができます。食品衛生法では、卵の生食用卵は10℃以下とされています。卵は常温で放置せず、買ってきたら早めに冷蔵庫で保管をしましょう。
また、卵の殻が割れたまま放置したり、割った卵を放置するのは品質が劣化し菌が繁殖しやすくなります。割った卵は早めに食べるようにしてくださいね。
日本で卵かけご飯を食べるのは危険ではない!
卵かけご飯が危険と言われるのは、「生で卵を食べると、サルモネラ菌による食中毒になる危険性がある」ことが原因でした。
加熱調理を前提とした海外とは異なり、日本の卵は「生食」を前提として国内基準が定められており、養鶏場から市場まで衛生管理が徹底されています。
日本では、サルモネラ菌の心配が非常に少ないので、卵かけご飯を食べても安心です!
より安全・安心に卵かけごはんを食べるなら、新鮮こだわりのブランド卵「かっぱの健卵」
卵かけご飯を安全・安心に食べる方法として、生産者の顔が見え、生産過程にもこだわった新鮮な卵を使用することも大切です。
大熊養鶏場のかっぱの健卵は、鶏たちの餌や飼育環境にこだわっています。
美味しくて安心・安全な卵を使って、ぜひ卵かけご飯を楽しんでくださいね。