ミルクセーキの作り方とアレンジレシピ|長崎名物との違いや栄養価も解説

名前を聞くだけで懐かしさが漂うミルクセーキ。クリーミーでバニラの風味が広がる甘さは、リッチなおやつタイムにぴったりの飲み物です。さらに、卵と牛乳も使っているので栄養価も高く、お子さまの栄養補給にもおすすめです。

最近では、カフェや喫茶店で見かけることが少なくなり、「ミルクセーキを飲みたい!」と思っている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、北海道比布町で「かっぱの健卵」というブランド卵を製造する大熊養鶏場が、ミルクセーキの情報をたっぷりお届けします。作り方やアレンジレシピも紹介していますので、美味しいミルクセーキ作りに役立ててください。

ミルクセーキとは?基本の知識と歴史

そもそも、「ミルクセーキ」とはどのような飲み物なのでしょうか?エッグノックと似ているものの、何が違うのか気になる方も多いでしょう。

ミルクセーキは、牛乳、卵、砂糖、バニラエッセンスを混ぜて作る冷たい飲み物です。クリーミーで甘さがありつつも冷たくさっぱりと飲めるため、一年中楽しめます。

一方、エッグノックは、牛乳、卵、砂糖、バニラエッセンスに加え、生クリームやシナモンなどのスパイスを混ぜた温かい飲み物です。洋酒を加えてホットカクテルとして楽しむことも多く、欧米ではクリスマスシーズンの定番ドリンクとされています。

以下では、ミルクセーキの由来や歴史、栄養価について詳しく解説していきます。ぜひ、ミルクセーキのルーツを辿ってみてください。

ミルクセーキの由来と歴史

ミルクセーキは20世紀初頭にアメリカで考案されたといわれています。当初は卵と牛乳を混ぜたエッグノックのような飲み物で、健康飲料として人気がありました。その後、電動ミキサーの普及に伴い、よりミルキーで泡立てられた形へと進化しました。

ミルクセーキという名前の由来は、「Milk(牛乳)」と「Shake(振る・混ぜる)」の2つの言葉が組み合わさったものだといわれています。

なお、作り方はさまざまで、アイスクリームを入れるアメリカンスタイル、卵黄を使ったフレンチスタイルがあります。日本では、氷を入れて撹拌した長崎名物のミルクセーキが有名です。

栄養や健康にどんな効果

ミルクセーキは砂糖が含まれるため糖分はやや高めですが、卵や牛乳由来の栄養素を豊富に含まれています。以下の材料で作った場合のミルクセーキの栄養価は以下の通りです。

基本の材料(1人分)

  • 卵 1個(約60g)
  • 牛乳 200ml
  • 砂糖 ※上白糖 15g

ミルクセーキの栄養価(基本の材料を使用した場合)

  • エネルギー:254Kcal
  • たんぱく質:12.9g
  • 脂質:12.9g
  • 炭水化物:24.7g
  • カルシウム:244mg
  • 鉄分:0.8mg
  • ビタミンA:184μg
  • ビタミンE:0.9mg
  • ビタミンB1:0.11mg
  • ビタミンB2:0.49mg

ミルクセーキは、たんぱく質やカルシウム、ビタミンA、ビタミンB群が豊富。筋肉の成長・修復、骨や歯の健康維持、免疫力アップ、髪や皮膚の健康サポートに役立ちます。毎日の健康維持、食欲がないときや筋トレ後のエネルギー補給にぴったりの飲み物です。

長崎名物ミルクセーキとの違い

長崎名物として知られるミルクセーキは、一般的なミルクセーキと材料は似ていますが、作り方が少し異なります。長崎ミルクセーキは、かき氷が加えられたシャリシャリとしたシャーベット状の食べ物です。

長崎ミルクセーキは、大正末期から昭和初期に長崎の暑い夏を少しでも涼しく過ごせるようにと、九州の喫茶店「ツル茶ん」がミルクセーキに砕いた氷を加えたのが始まりといわれています。

参照:農林水産省|うちの郷土料理|長崎ミルクセーキ 長崎県

基本のミルクセーキの作り方(レシピ)

ここからは、基本のミルクセーキの作り方を紹介します。作り方はとても簡単で、用意する材料もシンプルです!

「ミルクセーキを飲みたいけれど、お店やカフェでなかなか見つからない」という場合は、ぜひ試してみてください。

注意

ミルクセーキは日持ちしないため、作ったその日に飲み切るようにしましょう。

材料と準備するもの

材料(1人分)

  • 卵 1個
  • 牛乳 150ml
  • 砂糖 大さじ1
  • バニラエッセンス 適量
  • シナモンパウダー 適量

準備する物

  • ミキサー

準備するもの(ミキサーが無い場合)

  • ボウル
  • 泡立て器
  • こし器

失敗しない作り方の手順

ミキサーを使った作り方

  1. 全ての材料をミキサーに入れて20秒〜30秒ほど撹拌する
  2. 氷を入れたグラスに注いで、お好みでシナモンパウダーをふりかけて完成

ポイント

氷も入れて撹拌すると、長崎風のクリーミーでシャリシャリとした食感に仕上がります!

ミキサーを使わない作り方

  1. ボウルに卵黄と砂糖を入れて、泡立て器でよく混ぜる
  2. (1)に牛乳をゆっくり少しずつ注ぎ、混ぜる
  3. お好みでバニラエッセンスをふりかける
  4. こし器でこしながら、氷を入れたグラスに注ぐ
  5. お好みでシナモンパウダーをふりかけて、完成

ポイント

口当たりをなめらかに仕上げるためにも、工程1でしっかり混ぜることが大切です。最後にこし器でこすと、のどごしがよくなり、より美味しく仕上がります。

濃厚でクリーミーに仕上げるコツ

ミルクセーキを濃厚でクリーミーに仕上げたい場合は、氷を加えてミキサーで撹拌するのがおすすめです。さらに、卵を卵黄のみにすると、コクが増してまろやかになります。

甘さや濃度を調整したい場合は、牛乳の半量を生クリームに置き換えたり、砂糖の代わりに練乳やはちみつを使用したりすると、よりまろやかでクリーミーなミルクセーキに仕上がります。ぜひ参考にして、自分好みのミルクセーキを作ってみてください!

ミルクセーキのアレンジレシピ

ミルクセーキをより美味しく楽しむためのアレンジレシピを紹介します。

注意

ボツリヌス菌による乳児ボツリヌス症を発症する可能性があるため、1歳未満のお子さまにははちみつ、はちみつを使った食品は与えないようにしましょう。

バナナを加えた栄養たっぷりミルクセーキ

バナナには、ビタミンやミネラル、食物繊維がバランスよく含まれており、便秘予防や美肌効果が期待できます。さらに、バナナの自然な甘みは卵や牛乳と相性抜群! 毎日の健康維持にぜひ取り入れてみてください。

材料(1人分)

  • 卵 1個
  • 牛乳 200ml
  • バナナ 1本
  • はちみつ 小さじ1

作り方

  1. 全ての材料をミキサーに入れて、20秒〜30秒程しっかり撹拌する
  2. 氷を入れたグラスに注ぎ、完成

ココアやチョコでデザート風アレンジ

甘いおやつが欲しくなったときは、ミルクセーキにココアやチョコレートを加えてデザート風に仕上げてみてはいかがでしょうか。濃厚で贅沢な味わいは、ついリピートしたくなること間違いなしです!

材料(1人分)

  • 卵黄 1個
  • 牛乳 150ml
  • 砂糖 大さじ1
  • ココアパウダー 大さじ1
  • ホイップクリーム 適量
  • チョコレートソース 適量
  • ミントの葉(お好みで) 適量

作り方

  1. ミキサーに全ての材料を入れて20秒〜30秒程、しっかり撹拌する
  2. 氷を入れたグラスに注ぎ、ホイップクリームとチョコレートソースをトッピングし、お好みでミントを添えて完成

ポイント

ココアパウダーを抹茶に変えると、抹茶風味のミルクセーキになります!

はちみつやシナモンでヘルシーアレンジ

ミルクセーキをヘルシーに仕上げたいときは、はちみつやシナモンでアレンジするのがおすすめです。砂糖を減らし、はちみつの自然な甘さとスパイスの香りを活かせば、甘さ控えめですっきりとした味わいが楽しめます。

材料(1人分)

  • 卵 1個
  • 牛乳 150ml
  • はちみつ 大さじ1
  • バニラエッセンス 適量
  • シナモンパウダー 適量

作り方

  1. ボウルに牛乳とはちみつを入れて、泡立て器でよく混ぜる
  2. ミキサーに(1)と卵、バニラエッセンスを加えて20秒〜30秒ほどしっかり撹拌する
  3. 氷を入れたグラスに注ぎ、シナモンパウダーをふりかけて完成

ホットミルクセーキ

寒い日には、ホットミルクセーキでほっこりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。卵のまろやかな風味と、クリーミーな泡立ちは、ちょっとしたリラックスタイムにぴったりです。

材料(1人分)

  • 卵黄 1個
  • 牛乳 150ml
  • 砂糖 大さじ1
  • バニラエッセンス 適量
  • シナモンパウダー 適量

作り方

  1. 鍋に卵黄と砂糖を入れて、泡立て器でよく混ぜる
  2. (1)に牛乳を加えて、よく混ぜてから中火で加熱する
  3. 湯気が出るまで加熱しながらよく混ぜる
  4. 火を止めてバニラエッセンスを加え、カップに注いだらシナモンパウダーをふりかけて完成

かっぱの健卵でより美味しいミルクセーキ

美味しいミルクセーキを作るなら、新鮮で栄養価が高い「かっぱの健卵」がおすすめ!

「かっぱの健卵」は、北海道比布町(ぴっぷ)にある大熊養鶏場が生産している卵です。

大熊養鶏場では、養鶏場の衛生面と自然由来のエサにこだわっています。そんな大熊養鶏場で生まれた卵は濃厚でコクがあり、生で食べても驚くほど生臭くありません。

さらに一般的な卵には含まれないアスタキサンチンが豊富で、美容維持にもおすすめの卵です。ミルクセーキを作る際には、ぜひ安心・安全で栄養豊富な「かっぱの健卵」をお試しください。

まとめ

今回は、ほんのり甘く、卵と牛乳の風味が懐かしい「ミルクセーキ」について紹介しました。

ミルクセーキには、卵や牛乳由来の栄養素がバランスよく含まれており、健康維持にもぴったりの飲み物です。毎日のおやつタイムにぜひ取り入れてみましょう。

また、ミルクセーキの材料と一緒に氷をミキサーで撹拌すると、長崎風のシャリシャリとした食感も楽しめます。

本記事で紹介した基本の作り方やアレンジレシピを参考に、自分好みのミルクセーキを見つけてみてください。

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