養鶏場のプロが解説!安心安全な卵の選び方とは?

みなさんは卵を買うとき、どんなことを基準に選んでいますか。

種類?値段?おいしさ?人によって選ぶ基準はさまざまです。

毎日の食卓には欠かせない食材であるからこそ、からだにいい卵を選びたいですよね!

今回は、安心安全な卵の選び方について、餌からこだわる養鶏場の”プロ”が、4つのポイントをご紹介します。

健康のためにも、ぜひ安心安全な卵を選ぶ基準としてお役立てください!

安心安全な卵の選び方

安心安全な卵の選び方

鶏が食べている餌を確認する

わたしたち人間は、毎日口にするもので自分のからだが作られるように、鶏も食べる餌によって卵の味や食感に違いが生まれます。

大熊養鶏場では鶏の餌に「EM菌」をまぜて、鶏の衛生と健康向上に努めています。

EM菌とは・・・

1982年に琉球大学農学部教授比嘉照夫が、農業分野での土壌改良用として開発した微生物資材の名称のことです。

乳酸菌酵母光合成細菌を主体とする有用な微生物の共生体で、農業、畜産、水産、環境浄化、土木建築など様々な分野に利用されています。

安心安全な卵を生むためには、鶏の餌から添加物などの科学物質や毒素になるようなものは一切取り除くことが重要です。

卵を選ぶときは、鶏がどんな餌を食べて、餌には添加物などが含まれているかを確認しましょう。

飼育環境が清潔であること

鶏たちも、飼育環境にストレスがあっては、健康的なたまごは生めません。

毎日鶏たちの元気な姿に目が届き、清潔で快適な環境で安心安全な卵を産んでもらうことが大切です。

一般的な養鶏場で行われている飼育方法は、大きく分けると「ケージ飼い」と「平飼い」の2種類に分かれます。

ケージ飼い

金網の中だけで飼育する方法。

平飼いや放し飼いのように鶏たちは自由に歩き回ることができません。

日本の鶏たちの約90%以上がこの方法で飼育されています。

平飼い

鶏を鶏舎の中で地面の上に放す飼育方法。

鶏たちは鶏舎の中で自由に動き回ることができ、砂浴びしたり、止まり木で羽を休めたりして過ごせます。

大熊養鶏場では、高床式の「ケージ飼い」を採用しています。

いつでもおいしい水をたっぷりと飲むことができ、フンの回収ベルトも完備しているので、フンや害虫などを食べることのないよう、飼育環境を清潔に保てることが最大の利点。

また、季節ごとに変化する温度や湿度の調整もしっかりと行っているので、鶏たちにストレスを与えず、健康管理にもこだわっています。

各飼育方法のメリット・デメリットはこちらでも詳しく書いております。

どんな環境で鶏が飼育されているかに目を向けることで、良い卵の選択基準がわかりますよ。

育て方

良い卵は、良い育て方から。

鶏を動物だからといって育て方を変えてはいけません。

鶏は、水が飲めないだけでもストレスになって、卵の数が減るなどの影響が出てしまいます。

大切なポイントは、朝1、夕方1回、餌が残ってたら水を確認する。

温度が暑いと卵は小さくなるため、窓を開けてできるだけ涼しい環境に整える。

最後は鳥の顔を見て体調を調整する。これまで15年、鶏の顔を見てきて成し得た技です。

細かな気づかいの姿勢で、人と同じように愛情を持って育てることが良い卵の秘訣です。

産卵日や賞味期限を確認する

安心安全な卵を選ぶうえでは、新鮮さについても重要です。

新鮮さの一つの目安である賞味期限には、安心して「生食」できる期限が記載してあります。

  • 夏期(7~9月)が産卵後16日以内
  • 春秋期(4~6月、10~11月)が産卵後25日以内
  • 冬季(12~3月)が産卵後57日以内

引用:日本卵業協会

実状は、パック事業者と、量販店の話し合いにより、パック後2週間(14日)程度を、賞味期限としている所が多いようです。

購入の際には、産卵日と賞味期限も確認し、より新鮮なものを選びましょう。

まとめ

今回は、安心安全な卵の選び方についてご紹介しました。ここで安心安全な卵を選ぶうえで大事なポイントを振り返りましょう。

この記事のまとめ
  • 鶏が食べている餌には添加物などが含まれているか。
  • 鶏が清潔で快適な飼育環境で育てられているか。
  • 卵の産卵日や賞味期限を確認し、より新鮮なものを選ぶ

上記のポイントを判断基準に、今日から手に取る卵は安心安全な卵を選びましょう。

大熊養鶏所では、無添加の餌と、清潔な飼育環境にこだわった「かっぱの健卵」を生産しております。安心安全にこだわりを持った「かっぱの健卵」を食べて、日々の健康のために一歩、殻を破ってみてはいかがでしょうか。

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