カレーに生卵を入れると美味しくなる?味・食感・栄養の変化を徹底解説!

カレーのトッピングといえば、チーズやソースが定番ですが、実は生卵を加えても美味しいことをご存じですか? 関西では昔から親しまれている食べ方ですが、関東ではあまり見かけません。しかし、一度試してみると、その美味しさにハマる人も多いはずです。
そこで本記事では、北海道ぴっぷ町でブランド卵「かっぱの健卵」を生産している大熊養鶏場が、カレー×生卵について徹底解説します。味や食感、おすすめの食べ方なども紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
カレーに生卵を入れると良い理由!

カレーに生卵を入れると、味わいの変化だけでなく、さまざまなメリットがあります。ここでは、カレーに生卵を入れると良い理由を紹介します。
コクとまろやかさがアップする理由
カレーに生卵を入れると、コクとまろやかさが増し、美味しく食べられます! その理由は、卵の黄身に含まれるレシチンが食感をなめらかにし、味の一体感を高めてくれるからです。
レシチンは「天然の乳化剤」とも呼ばれ、チョコレートやアイスクリームなどにも使用されています。舌触りをよくし、風味を引き立てる役割を持っています。
そのため、カレーに生卵を加えると、黄身がルーとよく絡み、よりコクのあるまろやかな味わいが生まれるのです。
参照元:卵黄レシチンとは | ファインケミカル | キユーピー
スパイスとの相性と辛さの調整
スパイスが効いたカレーに生卵を加えると、辛味が和らぎ、食べやすくなります。生卵の卵白に含まれるアルブミンは、口の中でタンパク質の膜を作り、カプサイシンの刺激を感じにくくしてくれるためです。
そのため、スパイシーなカレーでも、生卵を加えることでマイルドな味わいに変化するため、辛いものが苦手な方におすすめです。例えば、家族で辛口派と甘口派に分かれる場合は、卵を加えて調整するのもよいでしょう。
栄養価もアップ(タンパク質・ビタミン)
卵には、タンパク質やビタミンB群、ビタミンDなど、身体に嬉しい栄養素が豊富!ビタミンCや食物繊維以外の栄養素を、バランスよく摂取できます。さらに、卵に含まれるビタミンB群や葉酸は熱に弱いため、生の状態で食べると効率よく摂取できます。
カレーは炭水化物と脂質が多くなりがちですが、生卵を加えるだけで、食事の栄養バランスが整います。なお、卵2個に含まれる主な栄養素は以下です。
エネルギー | 154kcal |
糖質 | 0.3g |
タンパク質 | 12.5g |
脂質 | 10.5g |
ビタミンA | 153μg |
ビタミンB12 | 0.9μg |
ビタミンB2 | 0.44mg |
ビタミンD | 1.8μg |
ビタミンE | 1.0mg |
葉酸 | 44μg |
鉄 | 1.8mg |
亜鉛 | 0.3mg |
参照元:たまごでどんな栄養が採れるの?|個人のお客様|JA全農たまご株式会社
カレーに生卵を入れるおすすめの食べ方

カレーに生卵を加える方法はいくつかあります。それぞれの方法によって、味や食感が変わるので、自分に合った食べ方を見つけてみましょう。
ご飯に生卵をのせて食べる方法
もっとも手軽なのが、ご飯に生卵をかけてからカレーをかける方法です。ご飯と卵が絡みつくので、卵のまろやかさが均等に行き渡ります。スパイシーなカレーや辛味を抑えたい場合は、ご飯に生卵をかけるスタイルがおすすめです。
ルーに直接混ぜる
欧風カレーやインドカレーのようなコクのあるカレーに仕上げたい場合は、ルーに直接生卵を落とし、軽く混ぜる方法がおすすめです。
カレー全体に卵が溶け込み、クリーミーでコクのある味わいになります。黄身を軽く潰しながら混ぜると、とろっとした食感が加わり、よりリッチな味わいに仕上がります。
黄身だけトッピング
「生卵の生臭さが苦手」「白身のどろっとした食感が嫌い」という方は、黄身だけをトッピングしてみましょう。カレーの上に生卵の黄身だけをのせ、崩しながら食べると、濃厚なコクが加わります。白身を入れていないため、生卵が苦手な方でも食べやすいですよ。
ドライカレーやキーマカレーとも相性が良いので、ぜひ試してみてください。
カレーに合う卵の種類は?生卵 vs 温泉卵 vs ゆで卵

カレーに卵を加える方法は、生卵だけではありません。温泉卵やゆで卵など、卵の種類によってカレーの味わいや食感が変わるため、自分好みの食べ方を見つけてみてください。
まろやかさを求めるなら生卵
まろやかなカレーに仕上げたいなら、生卵をのせるのがおすすめ! スパイシーなカレーや辛口カレーとの相性がよく、スパイスの風味を感じながらも、辛味を抑えたバランスの良い味わいになります。
さらに、クリーミーな食感が加わるため、いつものカレーやレトルトカレーをリッチに仕上げたいときにもぴったりです。
半熟感を楽しむなら温泉卵
濃厚でとろみのあるカレーに仕上げたいなら、半熟の食感を楽しめる温泉卵がおすすめです! カレーのルーがゆるく、とろみをつけたいときにも温泉卵が役立ちます。
カレーを盛り付けたあとに温泉卵をのせ、スプーンで割りながら食べると、白身のとろりとした食感と黄身の深いコクを楽しめますよ!
また、温泉卵はカレー屋さんの定番トッピングのひとつ。チーズやソースなど、他の食材と合わせやすいのも魅力です。
食べ応えを出すならゆで卵
カレーにボリューム感を出したいときは、食べ応えのあるゆで卵をトッピングしてみてはいかがでしょうか。白身のしっかりとした食感と、黄身のほくほく感が加わり、満足感のある一皿に仕上がるでしょう。
半熟のゆで卵なら、黄身のとろっとした食感が加わり、カレーのコクをさらに引き立てます。普段のカレーにちょっとしたアクセントを加えたいときに、ぜひ試してみてください!
まとめ
カレーに生卵をのせると、まろやかでクリーミーなカレーに仕上がります。黄身のコクも加わるため、いつものカレーがより美味しく仕上がりますよ!さらに、卵に含まれるタンパク質やビタミン、ミネラルなども加わり、栄養バランスが整った食事にぴったりです。
せっかくのカレー×生卵を楽しむなら、大熊養鶏場の「かっぱの健卵」がおすすめ!
「かっぱの健卵」は、北海道比布町(ぴっぷ)にある大熊養鶏場が生産している卵です。大熊養鶏場では、飼育環境とニワトリのエサにこだわっています。大熊養鶏場の元気なニワトリたちから産まれた卵は新鮮で、驚くほど生臭くありません。
また、一般的な卵には含まれていないアスタキサンチンが豊富なので、美容維持を目指す方にもおすすめです。美味しいカレーのトッピングには、ぜひ「かっぱの健卵」をお試しください。
かっぱの健卵 3つのこだわり