北海道の養鶏場がこだわりの鶏の餌を大公開!一般的なえさとの違いは?

北海道の養鶏場がこだわりの鶏の餌を大公開!一般的なえさとの違いは?

鶏は私たちと同じ雑食の動物で、多種多様なものを食べて育つことができます。

だからこそ、何をあげたらいいのかわからないという方や、鶏が普段何を食べているのか想像もつかないと言う方も多いのではないでしょうか?

そこでこの記事では、餌が鶏の健康と卵・肉の品質に与える影響や、養鶏場が餌に対してどのようなアプローチをしているかを詳しく探っていきます。餌選びの大切さを理解し、鶏肉や卵の健康面からの価値を考えるきっかけとなれば幸いです。

一般的に使われる鶏の餌

一般的に使われる鶏の餌

近くのホームセンターでも買える一般的な鳥の餌は、穀物をベースにしたものが多いです。主にトウモロコシや大豆などが使用され、そこに油かすや米ぬか、栄養素を含む添加物が混ぜられています。

市販の鶏の餌は、鶏の成長段階や用途(卵用か肉用か)に合わせて配合されており、鶏の健康や成長をサポートしています。

一般的な鶏の餌の内容(市販の配合飼料)

  • 穀物類(トウモロコシ・大豆・米・米ぬか・油かすなど)
  • 各種添加物・栄養剤など

栄養素バランスが良く、とりあえず配合飼料を与えておけば飼育ができます。ただ、輸入穀物や添加物を含むので、自然志向にこだわりたい方にとっては物足りないかもしれません。

大熊養鶏場の「鶏の餌」を全公開

大熊養鶏場の「鶏の餌」を全公開

鶏は雑食で、なんでも食べる動物。

何を食べさせて、どう育てていくかは、養鶏場の手腕に関わってくるわけです。

北海道比布町で養鶏場を営む、私たち大熊養鶏場ももちろん、鶏の餌には大変なこだわりがあります。

ここでは、そんなこだわり抜いた鶏の餌を全てご紹介します。ブランド卵「かっぱの健卵」の秘密をのぞいてみてください。

お客様の安心や、同じく鶏を育てられている方のヒントに繋がれば幸いです。

大熊養鶏場の「鶏の餌」を全公開
原料どんなものか期待する効果
EMぼかし米ヌカやフスマなどの有機物を有用な微生物群で発酵させたもの家畜の病気予防・家畜のワクチンや抗生物質などの投薬量の減少・家畜のストレス軽減・乳質・肉質・卵質の向上・悪臭の改善
ビターゼ大豆をベースに発酵させたもの本能、発育の正常化・発育力の増進、生産性の向上・品質の向上・肉質・卵重の向上、産卵率の向上・軟卵・水様便の防止
おから豆乳の残りかす整腸作用・ストレス軽減
魚粉イワシなどの魚を砕いて粉状にしたもの発育力の増進、生産性の向上・品質の向上・乳質・肉質・卵質の向上
昆布粉昆布を粉末状に粉砕したもの、昆布パウダーとも呼ばれる食欲の向上・肉質の保水性の向上・免疫抵抗性の向上
ホタテ貝殻ホタテの貝殻を砕いてすりつぶしたもの割れにくい卵の生産・抗菌作用
ファフィア酵母海洋の生物に多く含まれる天然生体色素である「アスタキサンチン」を多く含んだ飼料用の酵母抗酸化作用による免疫力向上

鶏は餌を1日どのくらい食べる?

鶏の食欲は種類や季節などの状況によって異なりますが、一般的に育成中の鶏は1日に約100gから120g程度の餌を食べています。カロリーとしては1日250〜300kcalが基本的な数値です。

ここから必要な栄養素を取り入れて成長し、卵を産み出してくれています。

ただし、急激に食事量が変化する場合は鶏の健康に影響を及ぼす可能性があるため、毎日観察して、最新の注意を払いましょう。

鶏の餌が卵の味を決める

鶏の餌が卵の味を決める

鶏の餌は、卵の味や品質にもダイレクトに影響します。鶏が栄養価の高い餌を食べることで、卵にも良質な栄養が豊富に含まれるため、おいしさや栄養価の高さが期待できます。

卵のクセが強くて苦手という方も多いですが、鶏たちが、動物性たんぱく質の過剰摂取・食品添加物など、食品本来の成分以外のものを摂りすぎてしまうことが原因になっています。

大熊養鶏場で生産している「かっぱの健卵」を生んでいる鶏たちの食べ物は、おから・大豆粉・ホウレン草などにビターゼ、海藻昆布の抽出エキス、EM(有用微生物群)を加え発酵させた自然由来の物。 生臭さもほとんど無く、濃い味わいが人気です。

大熊養鶏場「かっぱの健卵」のこだわりを見てみる 公式オンラインストア

鶏の健康が人の健康につながります!

鶏の健康が人の健康につながります!

私たち大熊養鶏場は、鶏の健康が人の健康につながると考えています。これは多くの養鶏場さんでもそうなのだと思います。

清潔でストレスフリーな環境の下、こだわり抜かれた餌を食べた鶏からは、栄養豊富でおいしい、品質の高い卵が生まれる。

そんな栄養たっぷりの卵を食べていれば、丈夫な身体が作られ、前向きな気持ちで健やかに過ごせます。

普段口にする肉や野菜だってそうです。

添加物や化学調味料の記載がなくても、それが飼料や肥料に使われていれば、間接的にそれらを摂取していることになります。

口にする物があなたの身体や健康をつくっていきます。ぜひ普段食べる物が何を食べ、どう育ってきたのかと言うところにまで目を向けてみてくださいね。

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まとめ

この記事では、餌の重要性とその影響について詳しく探ってきました。一般的な鶏の餌から、特に大熊養鶏場で用いられているこだわりの餌まで、幅広い視点で餌の役割と質の向上に焦点を当てました。

餌の質の向上は、鶏の健康や生産性だけでなく、私たち人間の健康にも大きな影響を及ぼす重要な要素です。良質な餌を通じて摂取する栄養素は、鶏肉や卵を通じて私たちの食卓にも届きます。養鶏場が餌に対してこだわる姿勢は、安心で品質の高い食品を提供し、健康な食生活をサポートするための努力として大きな価値があります。

餌選びの大切さを理解し、餌の質の向上に対する意識を高めることで、鶏の健康、卵の品質、そして私たち自身の健康を繋げていくことができるでしょう。将来の食品の質や健康面からの価値を考える上で、餌に対する取り組みはますます重要となると思います!

私たちの食卓の健康を支える餌の世界に、ぜひ一度注目してみてください。

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